スマックスパイスとは？トルコの香辛料？味わい効能や使い方・レシピも紹介！

スパイスとは、香辛料とも呼ばれる調味料の一種で「香り・辛みをもっている」「臭みを消したりする」などの効果を持った植物の総称です。食事をおいしくしたり、食欲を増進させたりする役割を持っていて、香料として食品に添加されるものも多数あります。その中でも、トルコでよく使われるスマックスパイスは、どんなものなのでしょうか。

スマックとは、パレスチナを含む中東一帯に自生するウルシ科の植物のことで、それを乾燥させ粉状にした香辛料がスマックスパイスです。濃い赤色の粉末状の見た目で、ケバブなどのトルコ料理に使われています。

羊肉やナッツ・ヨーグルトを使う料理が多いトルコ料理は、世界三大料理の一つにもされているほど由緒ある料理なのです。タイム・クミン・赤唐辛子などのスパイスと一緒に使われることも多く、ビタミンCを豊富に含んでいるスマックは、生薬としても使用されてきたそうです。

スマックスパイスをどのように使えば分からないという人もいるかもしれません。以下で使い方を紹介していきますので、ぜひ試してみてください。

酸味のある味わいは、サラダにぴったりです。プチトマト、きゅうり、玉ねぎ、レーズンなどで作ったサラダにふりかけるだけで、いつもとは違ったエスニックな気分にさせてくれます。見た目にも美しく、チーズやオリーブとも相性がいいので、和風洋風選ばずに使うことができます。

サワークリームやヨーグルトにスマックを混ぜて作るソースを鶏ひき肉のつくねと合わせる一品です。付け合わせの玉ねぎもスマックで和えており、自宅で中近東料理を再現できます。