要冷蔵の常温放置はいつまでセーフ?食べると危険な食品例と状態を紹介!

要冷蔵の食品を常温で放置したことはありませんか?要冷蔵・常温とはそもそもどういう意味なのでしょうか?今回は、<真空パック・スイーツ・ハンバーグ>などの常温で放置すると危険な要冷蔵食品を<何時間後から危険か・食べてはいけない場合の特徴>とともに紹介します。<日本酒・ビール>など常温で放置すると風味が変わってしまう要冷蔵食品についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 要冷蔵を常温で放置した…いつまでセーフ?
  2. 要冷蔵・常温のそもそもの意味・違い
  3. 要冷蔵の食品が常温放置でも食べられるかは食品の種類・保存状態によって変わる
  4. 要冷蔵の食品を常温で放置するとどうなる?【腐る食品の場合】
  5. ①真空パック食品
  6. ②スイーツ
  7. ③ハンバーグ・ウインナーなどの加工肉
  8. ④生肉
  9. ⑤ジュース・カフェオレなどの飲み物
  10. ⑥生麺
  11. 要冷蔵の食品を常温放置するとどうなる?【風味が変わる食品の場合】
  12. ①日本酒
  13. ②ビール
  14. 要冷蔵でも常温保存で比較的傷みにくい食品もある
  15. ①ヨーグルト
  16. ②コンビニ弁当など保存料が使われてる食品
  17. ちなみに卵は要冷蔵ではない
  18. 要冷蔵の食品は常温放置しないように注意

要冷蔵を常温で放置した…いつまでセーフ?

要冷蔵と表示された食品をうっかり常温で放置してしまった場合、いつまで食べられるでしょうか。ここでは要冷蔵の食品を放置した時にどうなるかを説明していきますが、まずは要冷蔵と常温の意味について見てみましょう。

要冷蔵・常温のそもそもの意味・違い

食品には要冷蔵や常温と表示されていることがありますが、意味や違いは以下のようになります。

・要冷蔵:10℃以下で保存するもの
・常温:15~25℃

また、要冷蔵には2つの意味があり、以下のようになっています。

・冷蔵保存しないと腐ってしまうもの
・冷蔵保存しないと風味が変わるもの

ただし、厚生労働省では常温を「外気温を超えない温度」と定めており、夏場と冬場では温度が大きく変わるためはっきりしません。15~25℃は日本薬局法で定められている常温のことで食品とは違いますが、外気温を超えない温度で直射日光を避けた風通しの良い場所である事と覚えておくのが良いでしょう。

要冷蔵をしないと、雑菌が繁殖しやすく腐ったり傷んだりしやすいものと、風味が変わってしまうものがあります。特に腐ってしまうものは食中毒の危険もあるため、購入したら速やかに冷蔵庫に保存し、常温で長時間放置しないようにしましょう。

イチビキのHPから引用

「常温」は、常に一定した温度のことで、食品における常温は、人が一般的に生活する温度と思っていただければよいです。夏は外気温を超えない温度で、直射日光の当たらない、きわだって高温にならない場所で保存してください。

「冷暗所」は、温度が低く一定に保たれた場所です。常温の中でも、直射日光の当たらない、ガスコンロや家電製品の放熱がない場所で保存してください。なるべく涼しい場所で保存していただくとよりおいしさが保てます。

「要冷蔵」は、冷蔵庫に入れてください。具体的な温度が書いてある場合は、その温度以下で保存してください。野菜室は冷蔵室よりも温度設定が高めになっているため、お気を付けください。

イチビキ

要冷蔵の食品が常温放置でも食べられるかは食品の種類・保存状態によって変わる

要冷蔵の食品が常温保存の状態で放置していても食べられるかは、食品の保存状態や種類によって変わります。以下の状態のときは、食中毒の危険があるため食べないようにしましょう。

・開封後に常温で長時間放置していた
・温度の高い場所で保存していた
・生クリームなど乳製品が使われている
・生野菜が使われている
・飲みかけのドリンクをそのまま常温で放置した


要冷蔵のものは、開封後に雑菌が一気に繁殖しやすくなるため、常温での放置時間が長くなるほど風味の変化や傷む危険が高くなります。夏場は室内の温度が高いため、未開封であっても放置時間が長ければ腐る原因となるので注意しましょう。

特にサンドイッチやパンなど、生クリームや生野菜が使われているものは傷むことが多いですが、中に挟まれているだけに見落としがちになるかもしれません。牛乳やジュースなどの紙パックに入った飲み物は、パックに直接口をつけて飲むことがある場合、口の中の雑菌がパックに付着してより腐りやすくなるので避けてください。

次の見出しでは、要冷蔵の食品を常温で放置するとどうなるかを説明していきます。見た目や味の変化についても具体的に説明するので、食べられるか迷っていたら参考にしてください。

要冷蔵の食品を常温で放置するとどうなる?【腐る食品の場合】

要冷蔵の食品を、常温で放置した場合はどうなるでしょうか。要冷蔵の食品を常温で放置しても一見なんともないように感じても、実際には痛んでいることもあり危険です。すぐに腐りきることは稀ですが、放置していた温度にも注意しながら参考にしてください。

①真空パック食品

出典: @nekoaisle

真空パックの食品でも、要冷蔵の物であれば常温に放置することで、以下のように腐っていることがあります。

・見た目:袋が膨らんでいる・緑や黒に変色している
・臭い:変な臭いがする。
・味:酸っぱい・苦い・いつもと味が違う


贈答用の真空パックされたハムなどをもらうことがあるかもしれませんが、要冷蔵であっても常温の温度が高い場所で長時間放置すると、未開封でも2時間程度で腐る危険があります。自宅で惣菜などを真空パックにした場合は、市販のものよりも傷むことがあるので、作ったらすぐに冷蔵庫に入れるのが無難と言えます。

真空パックは酸素が少ない状態である分、中ではボツリヌス菌が繁殖しやすい環境になっています。毒性が強く、激しい下痢や嘔吐を起こすことがあるため、ボツリヌス菌が苦手とされる10℃以下の低温の場所で保存するようにしてください。

一方、レトルトの場合は120℃で4分以上加熱されたうえで加工、販売されています。これはボツリヌス菌が死滅する温度と言われているため、常温保存が可能です。ただし、パンパンに膨れ上がっている場合は中で腐ってガスが発生している状態であるため、食べずに捨ててください。

②スイーツ

出典:http://netgeek.biz/archives/110465

スイーツは種類にもよりますが、常温では傷む可能性があるものもあります。

・見た目:カビが生えている・変色している・乾燥して崩れる
・臭い:異臭がする
・味:酸っぱい・苦い


コンビニで販売されているスイーツは保存料が入っているため、常温保存でもあまり変化しないことが多いようです。必ず目や鼻などで確認し、少しでもおかしいと感じたら食べずに廃棄してください。シュークリームのような乳製品が使われているものは、傷むことが多いので常温保存は危険です。特に夏場は数時間で傷むため、長時間の放置はしないでください。

ゼリーやプリンなどは種類によって大きく異なり、贈答用として販売されているものは無菌状態で作られているため常温保存が可能ですが、賞味期限には注意してください。これらのスイーツはゼラチンから作られているため、夏場は常温で放置すると外の温度で溶けて再び冷蔵しても風味が落ちてしまいます。

要冷蔵のものはすぐに冷蔵庫に入れ、開封済みの物で常温で放置したものはスプーンからの雑菌が繁殖しやすくなっているため、食べないようにしてください。マカロンは焼き菓子のため、材料にもよりますが、お店で常温保存されているなら家庭でも常温保存が可能です。直射日光を避けて、涼しい場所で保管してください。

③ハンバーグ・ウインナーなどの加工肉

出典: @fffairy963

ハンバーグやウインナーなどの加工肉は、腐ると以下のようになります。

・見た目:糸を引いている・ぬるぬるする・表面の色の変化
・臭い:異臭がする
・味:苦い・酸っぱい

ハンバーグやウインナーも要冷蔵の食品で常温保存はできません。外見に現れやすい食品でもあるので、見た目で気づくことがほとんどです。塩気が強いので生肉ほどの速さで傷むことはありませんが、ボツリヌス菌が繁殖しやすい食品のため、1日以上常温で放置したものは危険なので食べないようにしましょう。

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