要冷蔵の常温放置はいつまでセーフ?食べると危険な食品例と状態を紹介!

要冷蔵の食品を常温で放置したことはありませんか?要冷蔵・常温とはそもそもどういう意味なのでしょうか?今回は、<真空パック・スイーツ・ハンバーグ>などの常温で放置すると危険な要冷蔵食品を<何時間後から危険か・食べてはいけない場合の特徴>とともに紹介します。<日本酒・ビール>など常温で放置すると風味が変わってしまう要冷蔵食品についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 要冷蔵を常温で放置した…いつまでセーフ?
  2. 要冷蔵・常温のそもそもの意味・違い
  3. 要冷蔵の食品が常温放置でも食べられるかは食品の種類・保存状態によって変わる
  4. 要冷蔵の食品を常温で放置するとどうなる?【腐る食品の場合】
  5. ①真空パック食品
  6. ②スイーツ
  7. ③ハンバーグ・ウインナーなどの加工肉
  8. ④生肉
  9. ⑤ジュース・カフェオレなどの飲み物
  10. ⑥生麺
  11. 要冷蔵の食品を常温放置するとどうなる?【風味が変わる食品の場合】
  12. ①日本酒
  13. ②ビール
  14. 要冷蔵でも常温保存で比較的傷みにくい食品もある
  15. ①ヨーグルト
  16. ②コンビニ弁当など保存料が使われてる食品
  17. ちなみに卵は要冷蔵ではない
  18. 要冷蔵の食品は常温放置しないように注意

食品の中で要冷蔵と表記されていても、比較的傷みにくい食品があるようです。スーパーやコンビニで冷蔵保存されていた場合、同じように保存するのが無難ですが、その理由についても説明します。ただし、過信して長時間常温で保存しないようにしましょう。

①ヨーグルト

ヨーグルトは乳酸菌が含まれていることから、牛乳比べて雑菌の増殖が遅いと言われています。元々ヨーグルトは牛乳を発酵して作られており、常温で保存するといつもより酸っぱい味がしますが、乳酸菌が増えたためです。ただし、高温多湿の場所や開封後の場合は傷む危険が高くなるので、夏は冷蔵庫に入れるようにしましょう。変色している場合は腐っています。

(*ヨーグルトの常温保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ヨーグルトを常温で保存・放置は危険?半日でもNG?腐った時の見分け方も紹介!

②コンビニ弁当など保存料が使われてる食品

コンビニでは弁当は冷蔵保存されていますが、保存料が多く使われています。そのため、ある程度常温保存でも傷むことも少ないので、食べても問題はありません。ただし、レタスやチーズなどの傷みやすいものが含まれている場合は、その周辺も併せて傷む危険があるので注意してください。

ちなみに卵は要冷蔵ではない

卵は冷蔵庫に保存する家庭が多いようですが、要冷蔵にはあたりません。実際にスーパーで常温保存されているお店が多く、これは冷蔵保存した卵に結露がつくと、雑菌が繁殖しやすくなるためです。日本の卵は殺菌処理されているものの、サルモネラ菌がごくまれに付着していることがあり、食中毒の危険があります。

サルモネラ菌は熱に強く、70度以上の加熱を1分以上行わないと死滅しません。サルモネラ菌の増殖を防ぐためにも、冷蔵保存した方が確実と言えるでしょう。

(*卵の常温保存ついて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

卵は常温保存で大丈夫?夏は危険?日持ち期間は何日かや腐敗の見分け方なども紹介!

要冷蔵の食品は常温放置しないように注意

要冷蔵の食品は、常温で長時間放置すると食中毒の危険があるので大変危険です。特に真空パックの食品は、常備していたり保存食として長い期間保存したりすることが多いかもしれませんが、傷むことになるためパッケージの表記に従って正しく保存してください。

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