梅シロップが腐るとどうなる?白いもやもやはカビ?見分け方を紹介!

梅シロップが腐るとどうなるのかを知っていますか?白いもやもや・浮遊物はカビなのでしょうか?今回は、梅シロップが腐るどうなるのかや、<白カビ>と発酵した際に現れる白い<もやもや・浮遊物・膜・泡>の見分け方を紹介します。梅シロップが腐るのを防ぐための作り方の注意点・コツや、保存方法・賞味期限も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 梅シロップは腐るの?白いもやもやはカビ?
  2. 梅シロップが腐る時の原因
  3. 梅シロップが腐るとどうなる?見分け方は?
  4. ①見た目|カビが生える
  5. ②臭い|異臭がする
  6. ③味|苦みなど変な味がする
  7. 腐った梅シロップは食中毒の原因になるので飲むのは避けよう
  8. 梅シロップの白いもやもや・浮遊物は白カビ?見分け方は?
  9. 梅シロップの酵母による発酵状態の特徴・見分け方
  10. 梅シロップの発酵を止める方法
  11. 梅シロップのその他の不安な状態は?
  12. ①梅が変色している場合
  13. ②とろみがある場合
  14. ③梅シロップが黒・濃い色に仕上がった場合
  15. 梅シロップが腐るのを防ぐための注意点・コツは?
  16. 梅シロップの作り方の注意点・コツ
  17. 梅シロップの保存方法・賞味期限
  18. 梅シロップは腐るとカビ・異臭などの異変が現れる

梅シロップを作っていると、白いもやもやとしたものが浮いていることがあります。シロップ液の中に白いもやもやが見られても、飲用できるのでしょうか。ここからは、梅シロップの状態の見分け方を解説します。

梅シロップの酵母による発酵状態の特徴・見分け方

出典:https://lineblog.me/sirogohan/archives/33548400.html

梅シロップが酵母菌によって発酵した場合は、このような特徴が見られます。

・シロップ液の表面や液から出ている梅の表面に、白い膜が張る
・シロップ液の中に、白い濁りや白い泡が浮遊している

上記のような様子が見られた場合は、梅にもともと付いていた酵母菌が発酵してできた膜や泡の可能性があります。カビや臭いがなければ飲用しても大丈夫です。

一方で、シロップ液や梅に白くてふわふわした状態のものが発生していれば、カビの可能性があります。発生したカビが少量でも、梅シロップの容器全体に菌が繁殖していることがあるので、その梅シロップは処分しましょう。

(*梅シロップの白い泡について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

梅シロップの白い泡はカビ?見分け方は?原因・対処法や予防する作り方も解説!

梅シロップの発酵を止める方法

梅シロップの発酵を止める方法は、以下の通りです。

①シロップを鍋に移して弱火にかける
②アクが出たら取り除き、2〜3分煮る
③火を止めて、しっかり冷めてから保存容器に戻す


加熱し過ぎると、梅の風味が損なわれてしまいます。梅シロップは沸騰させない程度で、ふつふつとした状態を保つように煮てください。加熱後に鍋ごと氷水に浸けて急冷させることでも、梅の風味を保つことができます。

梅を漬けてから10日以上経っている場合は、梅からエキスがしっかり抽出されているので、①の段階で梅を取り除いてかまいません。10日未満の場合は、梅の実を取り除いてから火にかけて、シロップが冷めたら梅の実を一緒に保存容器に戻してください。

梅シロップのその他の不安な状態は?

梅シロップを作っている最中や保存中に、カビや臭い、変色、白いもやもや以外の異変が見られる時があります。ここからは、梅シロップに見られるその他の変化について解説します。

①梅が変色している場合

出典: https://cookpad.com/recipe/3940698

梅シロップの梅が変色するのは、このような理由があります。

・梅が熟してきた
・梅と砂糖を合わせることで化学反応が起きた
・梅シロップを作るときに酢を加えた

梅シロップを作ると、梅の実は熟したり化学反応が起きることで必ず変色してきます。梅の実は収穫された後も、自らガスを放出することで熟していきます。梅干し作りで、青梅を放置して黄色く追熟させるのは、そのはたらきを使用しています。梅の自然なはたらきなので、飲用にはもちろん問題ありません。

梅シロップの発酵防止や早漬けのために、酢を加える作り方があります。酢に含まれる酸の影響で梅の実は変色しますが、飲用には問題ありません。

②とろみがある場合

梅シロップを長期間置いていると、シロップにとろみが出てきます。腐っているようにも見えますが、とろみは梅シロップが熟成されている証拠です。変な臭いやカビが発生していなければ、飲むことができます。

③梅シロップが黒・濃い色に仕上がった場合

梅シロップの色が濃くなるのは、このような理由があります。

・梅と砂糖が合わさって化学反応が起きた
・梅シロップを作るときに酢を加えた
・三温糖、ザラメ、てんさい糖などを加えて作った


梅シロップの色が濃くなるのは、梅の実の色が茶色くなるのと同じ反応が起きているためです。上記のような色の濃い砂糖を使用した場合にも、シロップの色は濃くなります。いずれの場合でも、カビや臭いが発生していなければ飲んでもかまいません。

梅シロップが腐るのを防ぐための注意点・コツは?

せっかく梅シロップを作るのであれば、腐らずに美味しく完成させたいものです。ここでは梅シロップを腐らせずに作るポイントや、完成した梅シロップの保存方法について解説します。

関連する記事