梅シロップが腐るとどうなる?白いもやもやはカビ?見分け方を紹介!
梅シロップが腐るとどうなるのかを知っていますか?白いもやもや・浮遊物はカビなのでしょうか?今回は、梅シロップが腐るどうなるのかや、<白カビ>と発酵した際に現れる白い<もやもや・浮遊物・膜・泡>の見分け方を紹介します。梅シロップが腐るのを防ぐための作り方の注意点・コツや、保存方法・賞味期限も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 梅シロップは腐るの?白いもやもやはカビ?
- 梅シロップが腐る時の原因
- 梅シロップが腐るとどうなる?見分け方は?
- ①見た目|カビが生える
- ②臭い|異臭がする
- ③味|苦みなど変な味がする
- 腐った梅シロップは食中毒の原因になるので飲むのは避けよう
- 梅シロップの白いもやもや・浮遊物は白カビ?見分け方は?
- 梅シロップの酵母による発酵状態の特徴・見分け方
- 梅シロップの発酵を止める方法
- 梅シロップのその他の不安な状態は?
- ①梅が変色している場合
- ②とろみがある場合
- ③梅シロップが黒・濃い色に仕上がった場合
- 梅シロップが腐るのを防ぐための注意点・コツは?
- 梅シロップの作り方の注意点・コツ
- 梅シロップの保存方法・賞味期限
- 梅シロップは腐るとカビ・異臭などの異変が現れる
梅シロップの作り方の注意点・コツ
梅シロップを作る際には、このようなことに注意してください。
・完熟する前の青梅を使う
・砂糖の量を減らさない
・手や道具をよく消毒する
・梅をよく洗い、水気を拭き取る
完熟した梅は糖度が上がり発酵しやすくなるので、梅シロップには青梅を使いましょう。甘さを控えるために砂糖の量を減らしたくなるかもしれませんが、砂糖の量が少ないと酵母や雑菌が繁殖しやすくなります。砂糖が十分な量あることで梅のエキスが早く抽出され、梅の実がシロップに沈んで腐りにくくなります。
雑菌の繁殖を防ぐために作業前に手をよく洗い、保存瓶などの道具も煮沸消毒やアルコール消毒を行ってから使うようにしてください。煮沸消毒やアルコール消毒をした後はよく乾かし、水分を残さないようにしましょう。
梅シロップの保存方法・賞味期限
加熱の有無 | 賞味期限(冷蔵保存) |
加熱なし | 1ヶ月〜半年 |
加熱あり | 1年程度 |
梅シロップを保存する時には、このようなことに注意してください。
・シロップを入れる容器は消毒しておく
・傷んでいない梅の実を使う
・確実に密封する
・直射日光の当たらない涼しい場所で保管する
梅シロップを加熱していなければ、雑菌が繁殖したり発酵したりする可能性があるので、冷蔵庫保存でも半年までが賞味期限になります。加熱していれば、さらに長く1年程度まで保存できます。
ただしこの期限は、容器を未開封で保存しておいた場合です。適切な環境で保管して一度も開封されていなければ、10年経っても飲むことができるケースもあります。しかし開封後は加熱・非加熱にかかわらず、1ヵ月程度で飲み切るようにしてください。
(*梅シロップの保存方法と賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梅シロップは腐るとカビ・異臭などの異変が現れる
梅シロップは腐るとカビや臭い、変な味がするなどの異常が現れます。発酵しているだけの場合もありますが、異変が見られた梅シロップは飲まないようにしましょう。せっかく手作りした梅シロップが腐ってしまわないように、青梅を使う、砂糖の量を減らさない、手や道具をよく消毒するなどのポイントを押さえて、梅シロップを作るようにしてください。