桃を冷蔵庫に入れてしまった場合の対処法は?常温に戻す?日持ちさせる方法も!
桃を冷蔵庫に入れてしまったらどうすれば良いのでしょうか?今回は、〈常温に戻す・そのまま保存〉など、桃を冷蔵庫に入れてしまった場合の対処法を紹介します。桃を美味しい状態で日持ちさせるベストな保存方法や硬くて美味しくない桃の活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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桃を冷蔵庫に入れてしまった…大丈夫?傷む?
桃がクール宅配便などで届いた場合、そのまま冷蔵保存してしまう人は多いでしょう。冷蔵庫に入れてしまった桃は、美味しく食べることができるのでしょうか。まずは、桃の保存に冷蔵と常温のどちらの方が適しているのかを紹介します。
桃は冷蔵が不向きで常温保存が最適な理由
桃は、以下の理由により冷蔵が不向きで常温保存が最適だと言われています。
・低温障害を起こしやすい
・冷蔵保存だと水分が蒸発する
・常温で追熟する
桃を冷蔵庫で保存すると低温障害を起こしやすく、変色や味の劣化が起こります。冷蔵庫に桃をそのまま入れると水分が蒸発し、みずみすしい食感が損なわれることも冷蔵保存が向かない理由のひとつです。
また、熟す前の桃は常温で保存すると気温や日光の影響で追熟し、柔らかい食感になり甘みが増します。追熟に必要な日数は購入後2~3日なので、桃は冷蔵庫に入れず常温でしばらく保存すると美味しく食べることができます。
(*桃の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
桃を冷蔵庫に入れてしまった時の対処法は?
桃を冷蔵庫に入れてしまった時は、どのように対処すると良いのでしょうか。ここでは、冷蔵庫に入れてしまった桃を美味しく食べるための対処法を紹介します。
未熟・完熟でも桃を冷蔵庫から出して常温保存するのがベスト
未熟・完熟どちらの場合でも、桃を冷蔵庫から出して常温保存に切り替えることが最善策です。未熟な桃の場合は、以下のような特徴が見られるまで常温保存して熟成させましょう。
・全体的に赤みが増す
・甘い香りがする
・おしりの部分が黄色くなる
・おしりのくぼみを押すと柔らかい
桃は完熟すると全体的に赤みが増し、甘い香りが漂い始めます。また、おしりの部分が黄色く、柔らかくなるのも食べ頃を迎えた完熟桃の特徴です。なお、冷蔵庫から取り出した桃を常温保存に切り替える際は、皮についた水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ることで傷みにくくなります。
(*桃の食べ頃の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
完熟桃で味わいより日持ちを優先する場合はそのまま冷蔵庫で保存でもOK
完熟桃で、味わいを保つより日持ちを優先したい場合は、そのまま冷蔵庫で保存することも可能です。特に夏場は常温だと傷みやすいので、野菜室での保存が適しています。なお、桃を裸のまま冷蔵保存している場合は乾燥しやすいので、一度取り出してラップで包みポリ袋に入れてから野菜室へ戻しましょう。
また、長く冷蔵保存すると桃の甘みが半減してしまうので、なるべく早めに食べることをおすすめします。
桃を美味しい状態で日持ちさせる保存方法は?
ここでは、桃を美味しい状態で日持ちさせる保存方法を紹介します。それぞれ保存の手順や日持ち期間などを説明するので、参考にして下さい。
桃の長期保存は丸ごと冷凍が一番!
桃を丸ごと冷凍保存すると、最も長く日持ちさせることができます。桃を丸ごと冷凍する際は、以下の手順を参考にして下さい。
1.桃を水で洗う
2.水分をしっかり拭き取る
3.丸ごとラップで包む
4.冷凍用保存袋に入れる
5.冷凍庫で保存する
桃を冷凍する際は水で洗い、皮に水分が残らないようにしっかり拭き取りましょう。また、空気に触れると劣化しやすくなるため、ラップや冷凍用保存袋で密閉することもポイントです。桃を洗ったりラップで包んだりする際は、果肉を潰さないように丁寧に行って下さい。上記の方法で桃を冷凍した場合、約1~2ヶ月ほど日持ちします。