柿の品種ランキングTOP17!甘い・糖度が高い順に紹介!
【サカヤ農園監修】柿の種類・品種数はどれくらいか知っていますか?今回は、柿の品種を糖度・甘さの高い順ランキング17選で〈味・旬の時期・産地・大きさ・値段・硬さ〉など特徴で比較しつつおすすめを紹介します。柿の選び方・見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 柿とは?品種数はどれくらい?
- 柿は世界で1000種以上ある
- 柿の平均糖度
- 柿の品種の糖度ランキングTOP17!人気・高級ブランド品など紹介!
- 第17位:次郎柿(14度)
- 同率第15位:平核無柿(14度)
- 同率第15位:刀根早生柿(14度)
- 第14位:おけさ柿(14〜16度)
- 同率第12位:富有柿(16度)
- 同率第12位:筆書(16度)
- 第11位:水島柿(16〜17度)
- 第10位:太秋柿(17度)
- 第9位:富士柿(16〜18度)
- 同率第7位:陽豊柿(17〜18度)
- 同率第7位:紀の川柿(17〜18度)
- 同率第5位:横野柿(20度)
- 同率第5位:吉美人(20度)
- 第4位:花御所柿(20度以上)
- 第3位:あんぽ柿(40〜50度)
- 第2位:枯露柿(60度)
- 第1位:市田柿(65度)
- 柿の選び方・見分け方は?
- 【厳選】柿のおすすめ商品を紹介!
- 南信州ふるさと農園|市田柿
- 柿の種類は様々
第2位:枯露柿(60度)
・主産地:山梨県
・旬の時期:12月上旬~1月下旬
・大きさ:大きい
・硬さ:やや硬め
・値段:5,000〜7,000円(3Lサイズ1kg)
・味わい:ねっとりとした食感で凝縮された甘みがある
ころがきと呼ばれるこちらの柿は、渋柿を自然乾燥させた高級干し柿のひとつです。天日で乾燥させるときに、実にまんべんなく太陽光が当たるように、ころころと位置を変えたことが名前の由来です。
第1位:市田柿(65度)
・主産地:長野県
・旬の時期:12月
・大きさ:小さい
・硬さ:柔らかい
・値段:4,000円以上(Lサイズ1kg)
・味わい:しっかりとした上品な甘さ
市田柿は干し柿に加工されると、果肉の糖分が結晶化した白い粉に覆われます。しっかりした甘み、飴色の果肉やもっちりとした食感が特徴の高級干し柿でおすすめです。お茶請けとしてそのまま食べても美味しく、上品な甘みを活かしてスイーツにも使われます。
柿の選び方・見分け方は?
以下は、美味しい柿の見分け方のポイントです。
・果皮の色が鮮やかで張りがある
・へたが緑色で乾燥していない
・へたと果実の間に隙間がない
・ずっしりと重さがある
種類にもよりますが、柿は熟して糖度が増してくると、果皮がきれいなオレンジ色になります。果皮が赤みがかっていると、熟して果肉が柔らかくなっている証拠です。へたと果実の間に隙間があると、品質や食味があまりよくない可能性があります。
【厳選】柿のおすすめ商品を紹介!
南信州ふるさと農園|市田柿
干し柿は長野県が全国一位の出荷量を誇る品目(農林水産省平成29年特産果樹生産動態調査)で、県産干し柿のほとんどは飯田・下伊那地域(南信州)で栽培・加工されている「市田柿」です。「市田柿」というのは、現在の長野県下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから名前のついた在来の渋柿の名称です。これを干し柿にしたものも「市田柿」と呼びます。
「市田柿」の名称で出荷が始まったのは大正10年(1921年)からと言われ、既に100年の歴史が刻まれています。また、この原料となる渋柿の栽培は600年以上にも及んでいます。
干し柿は、ころ柿とアンポ柿に分類されますが、「市田柿」はころ柿のタイプで、生柿に対する重量比で1/4程度まで干し上げられ、和風のドライフルーツと言われます。果実の表面は、きめ細かな白い粉に覆われ(白い粉は乾燥の過程で果実内部からしみ出したブドウ糖が結晶化したもの)、果肉はきれいなあめ色です。食味は、羊羹状のもっちりとした食感で、糖度が65~70%あり、天然糖分の上品な甘さが特徴です。また、20~30g程度の小さな干し柿で、お茶請けとして召し上がるには最適な大きさです。
柿の種類は様々
秋の味覚の代表である柿は、日本人になじみ深い果物のひとつです。世界中に多くの品種が存在し、中には糖度が高くとても甘い柿もあります。スーパーで購入したり、高級ブランド柿をお取り寄せしたりして、甘くて美味しい柿を味わってみてください。