はちみつは腐らない?仮に腐るとどうなる?見分け方や保存法など紹介!
はちみつが腐るのは稀で基本的に腐らないと知っていますか?なぜでしょうか?今回は、はちみつが腐らない理由や、仮に腐るとどうなるのかを特徴・見分け方とともに紹介します。腐らないはちみつは一生食べられるのかや日持ちする正しい保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
はちみつは14~16℃になると結晶化が起こります。冷蔵庫に入れた際に白く固まるのは、低温の状況下で結晶化が進んだためです。腐っているわけではないので品質に問題はありませんが、食べるのに手間がかかりますので、はちみつは常温で保存することをおすすめします。
(*はちみつの正しい保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③白い点々がある
はちみつの中にみられる白い点々は、はちみつに含まれるブドウ糖が結晶化したものです。気温が13℃以下になると、ブドウ糖は結晶化すると言われています。はちみつの中にシャリっとした食感が残りますが、腐っているわけではないので食べても問題はありません。気になる場合は、40~60℃程度の湯煎で温めることで結晶がなくなります。
(*はちみつの白い点々について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④黒い変色
黒い変色は、はちみつに含まれる糖がカラメル化したもので、問題はありません。純度が高いはちみつほどカラメル化しやすいとも言われています。また、蜜を集めた花の種類によって濃い褐色のはちみつや、直射日光に当たることで変色した場合もありますが、いずれも腐っているわけではありません。
カラメル化したはちみつは、腐っていないのでそのまま食べて問題ありませんが、見た目が気になる場合は、砂糖の代用として料理に使うのもおすすめです。
はちみつが腐らないなら一生食べれる?賞味期限はないの?
はちみつは腐らないと言っても、一生食べられるものなのでしょうか。はちみつには賞味期限がないのでしょうか。ここでは、はちみつの賞味期限について説明します。
はちみつの賞味期限は未開封で2~3年ほど
はちみつにも賞味期限が記載されていて、一般的には2~3年とされています。賞味期限の定義は「未開封の状態で、品質が変わらずに美味しく食べられる期限」とされており、期限切れだからといって食べられないわけではありません。
腐らないはちみつに賞味期限表示がある理由は、日本の法律上、すべての食品に賞味期限もしくは消費期限の表示が義務付けられているためです。つまり、賞味期限表示は便宜上のものということになります。ただし、水あめなどの添加物が含まれている場合は、品質が劣化することもあるため注意が必要です。
(*はちみつの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
はちみつが日持ちする正しい保存方法は?
腐らないとされるはちみつですが、品質の変化や稀に腐ることもあるため、正しく保存することが必要です。ここでは、はちみつの正しい保存方法について解説します。