ナスが腐るとどうなる?ぶよぶよに?鮮度の見分け方や日持ちする保存方法を紹介!

【管理栄養士監修】ナスが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、ナスが腐った場合の〈ヘタ〉〈皮〉などの見た目・食感や臭いの変化について紹介します。黒・茶色などナスの実や種が変色する原因や、日持ちさせる保存方法についても分かりやすく説明していきます。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. ナスはすぐ腐るって本当?
  2. ナスは日持ちしない野菜
  3. ナスの腐敗度の見分け方
  4. ヘタの変化
  5. 皮の変化
  6. 中身の変化
  7. 臭いの変化
  8. ナスの変色は腐った証拠?原因は?
  9. 種が黒い場合
  10. 下部に茶色いシミがある場合
  11. 断面が茶色の場合
  12. カット後に茶色くなった
  13. 調理後に茶色くなった
  14. ナスを日持ちさせる保存方法は?
  15. 冷蔵で保存する方法・期間
  16. 冷凍で保存する方法・期間
  17. ひと手間加えて保存する方法・期間
  18. ナスは鮮度を見分けて食べよう

(*変色したナスを色止めする方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ナスを色止めする方法5選!ミョウバン・酢は使う?色落ちの原因や保存法も紹介!

ナスを日持ちさせる保存方法は?

ナスは腐りやすい野菜ですが、鮮度を保つための工夫や日持ちさせるための方法がありますので、紹介します。

冷蔵で保存する方法・期間

ナスはインドが原産地のため寒さや乾燥にとても弱いです。最適な保存温度は8〜12度ですが、冷蔵庫は5度以下とナスにとっては温度が低過ぎるため、冷蔵庫に入れる場合は野菜室にナスを1本ずつラップで包んでジップロックに入った状態で入れましょう。水気がついている部分は腐る可能性があるため拭き取りましょう。

期間は10日ほどが目安です。ラップに包まずに冷蔵庫の野菜室に入れると乾燥して皮がシワシワになってしまうのでしっかり密封しておくことがポイントです。カット後は密封していて傷みやすく、変色もするので冷蔵庫に入れていても長期保存は出来ません。カットしたら出来るだけ早く食べ切るようにしましょう。

(*ナスの保存方法・期間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ナスの保存方法・期間とは?冷凍や常温で美味しく長持ちさせるコツを紹介!

冷凍で保存する方法・期間

野菜室で保存していても、日にちが経つとカットしたときに種が黒くなったり、皮にハリがなくなったりとナスの触感や鮮度は日に日に落ちていきます。そのため、長期間ナスを保存したいときは鮮度が良いときにカットして冷凍するのがオススメです。

生ナスの冷凍での保存期間は1か月ほどが目安で、保存する際は、使いたい大きさにカットした後に5分程度水にさらしてアク抜きをし、水気を拭き取って後ジップロックなどに入れてください。調理の際は、解凍せずに使うことができて時短が可能です。

竹本友里恵

管理栄養士

未調理のなすを冷蔵庫で保存する場合は、縦に立てて置いて置くようにしましょう。なすは下へ成長する野菜なので、収穫前と同じ向きに保存することで、なすのエネルギー消費が抑えられて長持ちしやすくなります。

(*ナスの冷凍での保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

なすの冷凍での保存方法・期限は?解凍のコツや味・食感はまずいのかも解説!

ひと手間加えて保存する方法・期間

ナスを5㎜程度の厚さの輪切りにしてザルや野菜干し用ネットなどに並べて日当たりの良い場所でカラカラになるまで1~2日置くと、干しナスが出来ます。ジップロックに入れておけば冷暗所で2か月ほど保存することが出来ます。使うときには水で戻してから煮物や炒め物にしたり、そのまま味噌汁の具として使えて便利です。

また、ぬか漬けや浅漬けなどにすることでお弁当に使ったり、毎日食卓に出すことが出来るので腐る前に美味しく食べ切りたい人は毎日食べることが出来るような工夫をするのもおすすめです。

ナスは鮮度を見分けて食べよう

ナスは変色しやすい上に日持ちしにくい野菜なので、鮮度の良さを見分けるのが難しいと感じる人も多いと思いますが、ナスの種の色や皮の触感などをきちんと知っておけば安心して食べることができ、鮮度のよいナスを選ぶことができます。もちろん腐ると食べることができないので、正しく保存して長期間鮮度の良い状態を保てる工夫をしておくことも大切です。

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