杏仁豆腐の上の赤い実はクコの実?食べ過ぎNG?由来や味を紹介!
杏仁豆腐の赤い実の名前を知っていますか?上に乗っている理由も気になりますよね。今回は、杏仁豆腐の上に乗っている赤い実「クコの実(ゴジベリー)」の味や効果を、上に乗っている理由とともに紹介します。杏仁豆腐の赤い実を食べ過ぎにならない摂取量や食べ過ぎの症状も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
杏仁豆腐の上の赤い実の正体・名前は?食べられる?
白い杏仁豆腐の上にドライフルーツのような赤い実がのっているのを見かけますが、何という実なのでしょうか。ここでは、赤い実の名前や、味わいについて説明します。
杏仁豆腐の上の赤い実は「クコの実(ゴジベリー)」
杏仁豆腐の上にのっている赤い実はクコの実(ゴジベリー)と呼ばれるもので、漢字では枸杞の実と表記されます。中国薬膳料理で食べられる実で、世界三大美人である楊貴妃も好んで食べていたようです。近年、海外のセレブが健康と美容のため摂取しており、スーパーフードとして注目を浴びています。
クコの実の味わい
日本で一般的なのは枸杞子と呼ばれる、クコの実を乾燥させドライフルーツとして販売しているものです。しかし生食も可能で、生のクコの実は、青いトマトのような香りと苦味があります。乾燥させた枸杞子は、苦味が減って甘みが増すため、生のクコの実よりも食べやすくなります。
杏仁豆腐の上に赤い実が乗っている理由は?なぜ?
杏仁豆腐の上に、ドライフルーツのクコの実がのっていますが、彩りのためなのでしょうか。ここでは杏仁豆腐にのっている理由や、クコの実の効果を説明します。
杏仁豆腐の上にクコ実を乗せる理由・効果
杏仁豆腐の上にクコの実がのっているのをよく見かけますが、なぜクコの実を乗せるのでしょうか。それは以下のような、クコの実の栄養素に理由があります。
・必須アミノ酸
・ビタミン類
・ミネラル類
・カロテノイド
・ポリフェノール
・ベタイン
・ゼアキサンチン
クコの実には含まれる栄養素には、血糖値やコレステロール値を下げる働きがあります。食後に杏仁豆腐を食べると、クコの実が血糖値やコレステロール値を下げてくれます。中華料理など、糖質や脂質の高い食事をした後に食べると、健康に良い効果があるのです。
(*クコの実の栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
杏仁豆腐の上の赤い実は食べ過ぎるとどうなる?
クコの実は中国の薬膳スープや食後のデザートの杏仁豆腐に使われ、スーパーフードとして海外からも注目を集めています。健康に良い食材のクコの実ですが、食べすぎた場合は影響が出るのでしょうか。ここでは、クコの実を食べすぎた際の症状やリスクについて説明します。
杏仁豆腐の赤い実を食べ過ぎた場合の症状やリスク
クコの実は血糖値やコレステロール値、血圧を下げるなど健康効果の高いスーパーフードです。一方で、食べすぎると以下のような症状やリスクが出る可能性があります。
・生理周期が乱れる
・早産のリスクが高くなる
・下痢になる
・アレルギーになる
・血圧が下がりすぎる
クコの実には血圧を下げる効果があるため、低血圧の人が食べすぎると体調不良になる可能性があります。クコの実に含まれるベタインは、適量であれば危険はありません。しかし、妊婦が多量に摂取すると早産のリスクを高めることがあります。
クコの実はナス科の植物なので、食べすぎると体を冷やし下痢になる人もいます。稀に食物アレルギーの報告もあるため、食べ過ぎは健康を害する可能性があることを理解しておきましょう。