「ひつまぶし」とうな重・うな丼の違いは?値段・カロリーなど比較!
ひつまぶしとうな重・うな丼の違いを知っていますか?今回は、〈ひつまぶし・うな重・うな丼・まぶし丼〉の違いを、〈値段・食べ方・カロリー・焼き方〉の観点から紹介します。〈捌き方・見た目&定義〉などのひつまぶしとうな重の違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
④まぶし丼の見た目・定義
まぶし丼の定義は以下の通りです。
定義 | まぶし丼 |
ご飯の上の具 | うなぎ・海苔・ネギなど |
具の大きさ | 小さく切り刻んでいる |
器 | 丼 |
まぶし丼は丼茶碗に白米を入れ、短冊状に小さく切ったうなぎの蒲焼を乗せた料理です。うなぎの他に刻みのりやネギなどが乗っていることが多く、知名度は低いですが人気の高い料理です。うなぎだけでなく、豚肉や鶏肉を使ったまぶし丼も存在します。
ひつまぶしとうな重の違いは?
ひつまぶしとうな重の違いは、うなぎの大きさや入れ物だけではありません。ひつまぶしとうな重の違いは、焼き方や捌き方・値段にもあります。ここでは、ひつまぶしとうな重の違いを詳しく解説します。
①焼き方の違い
ひつまぶしとうな重の焼き方の違いは、西日本・東日本の違いが大きく関わっています。西日本の文化を色濃く受け継ぐひつまぶしは西日本特有のタレを付けて焼く、地焼きという焼き方が主流です。一方うな重はお店によって地焼きの場所もあれば、一度うなぎを蒸した後焼き上げる東日本特有の方法を使っていることもあります。
西日本流の焼き方は皮はパリッと香ばしく仕上がり、東日本流の焼き方はうなぎのみがふっくらとしているのが特徴です。
②捌き方
ひつまぶしとうな重の捌き方の違いにも、西日本と東日本の文化の違いが表れています。西日本の文化の影響を受けているひつまぶしは、うなぎの腹の部分に包丁を入れる腹開きという方法が用いられています。天下の台所とも言われた大阪などがある西日本は商人の文化が栄えていたため、「腹を割って話す」ということから、腹開きを行うようになりました。
うな重は腹開きの他に、背開きという捌き方が用いられることもあります。背開きは東日本の文化の影響を受けている捌き方で、うなぎの背の部分に包丁を入れて捌きます。武士が活躍した東日本では切腹を連想させる腹開きは縁起が悪いとされ、背開きを使うことが多くなりました。
③値段
ひつまぶしとうな重は値段の違いにも差があり、特にうな重は同じうな重でも松竹梅といったランク分けがされていることがあります。うな重の松竹梅の違いはうなぎの質ではなく量にあり、店によっても異なりますが以下のような量の違いがあります。
量 | |
松 | 250g |
竹 | 200g |
梅 | 150g |
うな重の値段は一番量が多い松が最も高く、量の少ない梅が最も安い値段設定となっています。松は約4000円、竹が3000円、梅が2500円ほどが相場です。一方ひつまぶしは2500円から3500円が相場となっています。
ひつまぶしとうな重の違い【食べ方・カロリー】
ひつまぶしとうな重にはおひつと重箱という入れ物の違いの他に、食べ方やカロリーにも明確な違いが存在します。ひつまぶしとうな重の食べ方とカロリーの違いを比較し、詳しく解説します。