オートミールの種類別の違い・見分け方は？栄養・GI値・食べ方など比較し紹介！

オールドオーツはオートグローツを蒸して平らに延ばし乾燥させたオートミールで、別名をテーブルオーツと言います。蒸して加工し、薄く伸ばしているので調理時間が短く、手軽に調理できる種類です。オールドオーツは加熱時間が短く、お粥やスープに向いていて、5～10分ほどで調理できます。

スコティッシュなどに比べると噛み応えのある食感で満腹感が得られやすく、腹持ちも良いです。オールドオーツは米化させてご飯の代用にするのにも最適で、食感を生かした料理や、オーバーナイトオーツにも向いています。精白加工をしていないオートミールなので栄養価も高く、タンパク質や食物繊維、ミネラルなどが豊富です。

クイックオーツは、オロールドオーツをさらに細かく加工して、調理時間を短縮させた種類です。粒は細かく、加熱時間は約1～2分程度で、オーバーナイトオーツにすると柔らかくなりすぎるのでリゾットやお粥がおすすめです。オールドオーツを砕いたものなので、栄養価にそれほど差はありません。

インスタントオーツは、オールドオーツを一度加熱し乾燥させたもので、粒が細かく非常に短時間で調理ができます。一度加熱することで、デンプンがアルファ化され、再加熱をしなくても消化効率が落ちません。クイックオーツよりも時短で調理できる種類で、お湯でふやかすだけでも食べられます。フルーツやナッツと一緒に食べる、ミューズリーが向いています。

味付け加工もされているインスタントタイプもあり、簡単に食事に取り入れたい人におすすめです。電子レンジでポリッジを作ったり、離乳食に取り入れたりすることもできる種類です。

オートミールをダイエットに活かしたい時は、オートミールのGI値が気になりますが、種類によって違うのでしょうか。ここでは、オートミールのGI値やダイエットにオートミールを生かしたい時の種類などを紹介します。

（＊オートミールのGI値などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ダイエットにオートミールを生かしたい時は、GI値が低いロールドオーツやスティールカットオーツを使う方が効果的です。クイックオーツやインスタントオーツなどのGI値が高い食品は、急激な血糖値の上昇を起こし、脂肪をため込みやすくなると言われています。

中でも、インスタントオーツはオートミールの中でも高GI値の種類で、パスタやそばよりもGI値が高いオートミールです。糖質制限や、GI値のコントロールでダイエットにつなげたい時は、クイックオーツやインスタントオーツ以外の種類を取りれて下さい。

（＊オートミールダイエットの正しいやり方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）