バーボンとスコッチの違いは?味・原料が違う?それぞれウイスキーの特徴を紹介!
バーボンとスコッチの違いを知っていますか?今回は、バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違いや特徴を〈味・原料〉などで比較しながら紹介します。バーボン・スコッチそれぞれのおすすめ商品や、ライウイスキー・ブランデーとの違いも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違いは?それぞれの特徴は?
- バーボンとスコッチはどちらもウイスキーの1種
- バーボンウイスキーの特徴・定義
- スコッチウイスキーの特徴・定義
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い①味わい・香り
- バーボンウイスキーの味わい・香り
- スコッチウイスキーの味わい・香り
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い②原料
- バーボンウイスキーの原料
- スコッチウイスキーの原料
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い③産地
- バーボンウイスキーの産地
- スコッチウイスキーの産地
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い④製造方法
- バーボンウイスキーの製造方法
- スコッチウイスキーの製造方法
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い⑤熟成方法・年数
- バーボンウイスキーの熟成方法・年数
- スコッチウイスキーの熟成方法・年数
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い⑥種類
- バーボンウイスキーの種類
- スコッチウイスキーの種類
- バーボン・スコッチとライウイスキー・ブランデーの違いも知っておこう
- ライウイスキーの特徴
- ライウイスキーとバーボン・スコッチの違い
- ブランデーの特徴
- ブランデーとウイスキーの違い
- バーボンウイスキーのおすすめ銘柄5選!
- ①ワイルドターキー 8年(4,303円)
- ②IWハーパー ゴールドメダル(1,978円)
- ③フォアローゼズ(1,710円)
- ④ジムビーム(1,140円)
- ⑤アーリータイムズ イエローラベル(7,800円)
- スコッチウイスキーのおすすめ銘柄5選!
- ①ラフロイグ セレクトカスク(4,620円)
- ②ザ・マッカラン 12年(14,300円)
- ③グレンフィディック 12年(4,980円)
- ④フェイマスグラウス ファイネスト(1,425円)
- ⑤オールドパー 12年(3241円)
- バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違いを知っておこう
バーボンウイスキーの主な原料はケンタッキー州で栽培されたトウモロコシで、割合によって名称が変わります。トウモロコシが51%の場合はバーボンウイスキーと呼ばれますが、80%以上だとコーンウイスキーを名称が変わるのです。トウモロコシ以外には大麦や小麦、ライ麦などの穀物を使用しています。
スコッチウイスキーの原料
スコッチウイスキーの主な原料は、モルトと呼ばれる大麦麦芽です。大麦麦芽にも様々な種類がありますが、スコッチウイスキーには粒が大きい二条種が使われています。二条大麦はでんぷんの含有量が多いことで知られ、タンパク質も含まれています。
二条大麦の種子を水分が12%以下になるように乾燥させ、スコッチウイスキーを作る際に重さの30%ほどの水分を吸収させて使っているそうです。このプロセスによりでんぷんとでんぷんの分解酵素を同時に存在させることで、高品質のスコッチウイスキーが作られます。
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い③産地
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーでは、産地にも違いがあります。ウイスキーの種類としての定義にも関わる部分なので、覚えておくとよいでしょう。ここではバーボンウイスキーとスコッチウイスキー、それぞれの産地について説明します。
バーボンウイスキーの産地
バーボンウイスキーの産地はアメリカ合衆国で、中でもケンタッキー州が有名です。バーボンウイスキーはテネシー州でも作られており、アメリカンウイスキーの中でも最も生産量が多いことでも知られています。バーボンウイスキーは産地だけでなく製造された蒸留所によって味わいが異なるので、好みのものを探してみましょう。
スコッチウイスキーの産地
スコッチの産地はスコットランドで、以下の6つが有名です。
・ハイランド
・スペイサイド
・キャンベルタウン
・ローランド
・アイラ
・アイランズ
産地によって風土が異なり、その特徴がスコッチウイスキーの味わいに大きな影響を与えています。スコッチウイスキーの愛飲者の中でも、どの産地が一番美味しいかについての意見は分かれるほどです。様々な種類のスコッチウイスキーを飲み比べるのも、楽しいかもしれません。
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い④製造方法
出典: @yuna1634
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーは原料や産地だけでなく、製造方法も違います。同じウイスキーに分類されていても、製造方法の違いが味わいにあらわれるようです。ここでは、バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの製造方法の違いについて説明します。
バーボンウイスキーの製造方法
バーボンウイスキーの製造方法は、連続式蒸留です。連続式蒸留機の中で何度も蒸留が行うことで不純物を除去し、効率的にアルコール度数を高めます。90%以上の無色透明な蒸留酒に加水してアルコール度数を62.5%以下になるように調整し、内側を焦がした新樽に入れて熟成させます。
スコッチウイスキーの製造方法
スコッチウイスキーの製造方法は単式蒸留で、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器を用いて2~3回蒸留を行います。1回の単式蒸留で作り出せるアルコール度数は、元の液体の3倍ほどと多くありません。スコッチウイスキーは元のモロミのアルコール度数が7%程度なので、数回の蒸留を必要とします。
2~3回の蒸留をくり返すとアルコール度数が40~90%のお酒ができるので、樽で貯蔵熟成させて仕上げます。
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーの違い⑤熟成方法・年数
出典: @SportsMusicBar1
バーボンウイスキーとスコッチウイスキーは、熟成させる樽や年数にも違いがあります。バーボンウイスキーとスコッチウイスキーでは、市場に出るまでにかかる手間が違うのです。ここではバーボンウイスキーとスコッチウイスキーの熟成方法と、必要な年数を説明します。