薄力粉の代用品は?小麦粉・片栗粉は代わりになる?用途別のおすすめを紹介!
薄力粉がない時の代用方法を知っていますか?今回は、〈強力粉・ホットケーキミックス・片栗粉〉など薄力粉の代用品・レシピを使った人の口コミをもとに紹介します。代用品をつかった料理レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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薄力粉がないときは…?代用できる?
お菓子作りや薄力粉を使用した料理を作るときに、薄力粉が足りなかったり切らしていた場合は、何かで代用できないでしょうか。同じ小麦粉でも、中力粉や強力粉のほかホットケーキミックスや天ぷら粉など、さまざまな調味料が添加されている商品もあります。それぞれの違いを知って、代用できるようにしておきましょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
薄力粉と小麦粉の違いは?代用できる?
スーパーに行くと粉物のコーナーには多くの小麦粉が並んでいます。強力粉や中力粉など、種類はさまざまですがそれぞれの特徴や向いている料理を見てみましょう。
薄力粉は小麦粉の一種
タンパク質の割合 | 使用される料理 | |
薄力粉 | 7〜9% | お菓子・天ぷら |
中力粉 | 7.5〜10.5% | 麺・お菓子 |
準強力粉 | 10.5〜12.5% | 中華麺・お菓子 |
強力粉 | 11〜13% | パン |
それぞれの小麦粉の種類とタンパク質の割合、使用される料理をあげてみました。若干タンパク質の割合がかぶる場合がありますが、基本的にはグルテン量の違いでどの小麦粉の種類なのかが決まっています。グルテンとはタンパク質の一種で、グルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったものです。
グルテンの量が多いほど強力粉に近づいていき、中力粉は薄力粉と強力粉の中間くらいのグルテン量です。薄力粉は、クッキーや天ぷらなどのサクサクとした食感にしたい料理に向いています。その他にもお好み焼きやたこ焼き、唐揚げなどの家庭料理に幅広く使われるため、小麦粉というと薄力粉を指すことが多いです。
中力粉や準強力粉はあまりスーパーで見かけることがありませんが、中力粉は別名うどん粉とも呼ばれ、弾力のあるうどんを作る時に使われています。パン作りの主流は強力粉ですが、中力粉や準強力粉を使うとずっしりとしたパンが作れ、ベーグルやピザを作るのにも適しています。
(*小麦粉の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
薄力粉の代用品の候補は?
薄力粉を切らしてしまったときに、代用できるものは何かないでしょうか。最近ではパンを自宅で作る人が増えたため、強力粉が常備されている家もあります。その他、ホットケーキミックスや片栗粉など、さまざまな種類の粉があるので、それぞれ薄力粉の代用に向いているかどうかや、代用に向いている料理をあげて紹介します。
①強力粉
強力粉はグルテン量の多さに注意したうえで代用しましょう。
・ムニエル
・パウンドケーキなどのどっしりとしたお菓子
・チュロス
強力粉はクッキーに使うとグルテン量が多いため、サクサクとした食感にはならず、固くなる可能性があります。しかし、ケーキなどの柔らかいお菓子であれば、薄力粉とは違った弾力があるもっちりとした食感が楽しめるため、ぜひ挑戦してみてください。
クッキーの薄力粉と強力粉の割合を少しずつ強力粉の方に増やしてみたら、最終的にカッチカチになった。クッキーを寝かせるのってグルテンを落ち着かせるためなんだっけ。めっちゃ歯ごたえ抜群。