しいたけが腐るとどうなる?見分け方は?臭い・色の変化や保存できる期間も紹介!
しいたけが腐るとどなるか知っていますか?今回は、しいたけが腐った時の見分け方や〈臭い・色・見た目〉などの変化にくわえ、〈常温・冷蔵・冷凍・乾燥〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。新鮮なしいたけの特徴や腐ったしいたけを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
赤カビではなくチロシンの色なので問題ない
しいたけの切り口が赤くなってしまった、この赤くなった原因はカビなどではありません。傷んでしまったわけでもなく、チロシンというしいたけに含まれている成分が原因です。このチロシンはタンパク質を構成するアミノ酸の1つですが、酸化しやすいので参加のため赤くなります。チロシン自体には毒性は無く、ストレスや疲労を和らげてくれる成分です。
しいたけが腐るまでの期間は?【保存方法別】
しいたけが腐るまでどのくらいの期間なのか、常温の場合、冷蔵保存の場合、冷凍保存の場合、干ししいたけにした場合とそれぞれの保存方法別にみていってみましょう。
①常温保存の場合:2〜3日
しいたけは湿気や水にはとても弱い野菜で、常温で保存するときには風通しが良くジメジメしない冷暗所で保管をするのが良いです。春や夏なら1日か2日は保存でき、秋から冬の時期は3日から4日以内に食べるのがおすすめで、それを超えると腐ることが多いです。
②冷蔵保存の場合:1週間
しいたけを保存するのに1番適しているのは冷蔵保存です。適切に保存すれば1週間は賞味が保たれます。キッチンペーパーや新聞紙に丁寧に包んでポリエチレン製の袋に入れて野菜室に軸を上にして入れましょう。ペーパー類を使用しないで冷蔵庫に入れてしまうと冷却によって水滴が付き、しいたけが傷んでしまうことがあります。
③冷凍保存の場合:1カ月
しいたけは1ヵ月ほどであれば、冷凍すると栄養価が上がりうまみや食感が増すのでおすすめです。それ以上放っておいても腐ることはありませんが、美味しくは食べられません。凍った椎茸はそのまま調理することもできるのでとても便利です。
(*しいたけの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④乾燥させて干ししいたけにした場合:半年〜1年
干ししいたけの保存期間は、半年から一年ほどです。干ししいたけは長期保存が可能ですが、保存をしておくのには直射日光が当たらず温度が15度から25度の間位で保たれ、風通しが良いところで保存する必要があります。干ししいたけの保存にはジッパー付きの保存袋に入れて、密閉できるタッパーのような容器に入れ野菜室に入れておくのが良いでしょう。
(*しいたけの賞味期限について知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
腐ったしいたけを食べてしまった場合の対処法は?
傘の色や軸など全体の様子などを十分チェックして、腐っているしいたけを食べないようにすることが大事です。それでも誤って腐ったしいたけを食べてしまう事があるかもしれません。腐ったしいたけを食べると以下のような症状が出ることがあります。