マンゴーが食べ頃の見分け方は?追熟させる方法や食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】マンゴーの食べ頃の見分け方を知っていますか?今回は、マンゴーの食べ頃を〈色・形・硬さ・ヘタ〉で見極める方法や、マンゴーを追熟させて食べ頃にする方法を紹介します。マンゴーの旬や完熟後の日持ち期間も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③香りでの見分け方
マンゴーは独特の芳香でも食べ頃を判断することができます。周囲にも充満するような甘いフルーティーな香りがしたらマンゴーの食べごろのサインですので、美味しくいただきましょう。
マンゴーを食べ頃にする方法は?
完熟していないマンゴーを食べごろにするには「追熟」が必要です。追熟の期間はマンゴーの品種によっても異なりますので、各々の追熟方法を紹介します。
①アップルマンゴーの場合
アップルマンゴーの追熟の手順を下記紹介します。
1.購入後は直射日光や高温多湿を避け、常温で保存。
2.1日に1回は黒い斑点はないか、柔らかくなりすぎていないかを確認する。
3.追熟期間の目安は2〜3日です。
アップルマンゴーはスーパーでよく見かける品種です。市場に出回っているものは皮が真っ赤な色のものが多く、熟している状態で売られていますが、常温で追熟するとさらに美味しく食べることができます。急ぐ場合は紙袋に入れて口を開けたまま一晩おくという方法もあるそうです。マンゴーから出るエチレンガスをこもらせて追熟を早める方法です。
②キーツマンゴー・玉文マンゴーの場合
では、キーツマンゴーと玉文マンゴーの追熟の手順を下記紹介します。
1.常温で高温多湿を避ける。
2.柔らかい布の上に置き、通気性の良い環境を作る。
3.布に当たっている箇所がいたまないように1日1回は向きを変える。
4.追熟期間は12日から14日ほどです。
キーツマンゴーと玉文マンゴーはマンゴーの中でも「必ず」追熟が必要な品種です。手に入れてもすぐに食べられないため、冷蔵庫に入れないように気をつけましょう。通常は白い粉状のブルームが出ていますが、追熟が進むにつれて薄くなり、表面にツヤが出てきます。そのあとは押した感触と香りで食べ頃を見極めます。
(*追熟とは何かについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
完熟マンゴーの日持ち期間は?
完熟したマンゴーはどのくらい日持ちするのでしょうか。「常温」「冷蔵」「冷凍」の三つの保存方法を紹介いたします。
①常温保存の場合
マンゴーは南国のフルーツなので、常温保存が基本です。完熟して食べごろを迎えたら常温で3日程度が日持ちの目安となります。マンゴーは乾燥に弱いので、新聞しやポリ袋に包み、直射日光や冷暖房の風を避けて保存しましょう。
②冷蔵保存の場合
冷蔵保存は、必ず完熟してからにしましょう。熟しないまま冷蔵してしまうと低温障害を起こしやすく、皮が黒ずみ味も落ちてしまいますし、何より常温に戻しても追熟できなくなります。保存方法は、少し濡らした新聞紙に包み、ポリ袋に入れて野菜室に保存しましょう。
③冷凍保存の場合
マンゴー丸ごとは冷凍できませんが、皮をむきカットして冷凍することは可能です。ただし、完全に解凍すると実が崩れるため、元の状態で食べることはでません。ですので、半解凍してシャーベットとして食べたり、ミキサーにかけてマンゴージュースやマンゴーシェイクにするのがお勧めです。