レモンの旬・収穫時期はいつ?種類や産地で違う?選び方や栄養価なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】レモンの旬の時期を知っていますか?実は、レモンは夏が旬ではないのです。そこで今回は、レモンの旬・収穫時期や、主産地・生産量などを紹介します。レモンの栄養価や選び方のほか、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
④マイヤー
旬・収穫時期:11月~3月頃
一般的なレモンと違い、丸い形でオレンジ色の皮をしているのがマイヤーです。原産地は中国で酸味が弱めで甘みが強く、皮も薄いのでそのまま食べることが出来ます。
⑤レモネード
旬・収穫時期:2月~3月上旬
レモネードと聞くと、飲み物を連想する方が多いかもしれませんが、レモネードは品種の名前でもあります。原産地はニュージーランドで、まろやかな酸味とさわやかな甘さが特徴で、皮が柔らかく苦みが無いので、そのまま食べることが出来るのが特徴です。ただし、寒さに非常に弱いため、日本国内での生産者は5人しかいない貴重な品種となっています。
⑥璃の香
旬・収穫時期:11月下旬~12月
璃の香は、日本でも栽培しやすいように品種改良した日本が原産地のレモンです。果実は大きいですが、種が少なく皮は薄めで、苦みが少ないのでそのまま食べる以外にマーマレード等の洋菓子にも利用がしやすいのが特徴です。
レモンの選び方や栄養価は?
様々なレモンの種類を知った後は、店頭に足を運びレモンを手に取ってみましょう。ここの項目では新鮮なレモンの選び方、栄養価を紹介します。
新鮮なレモンの選び方のポイント
新鮮なレモンの選び方は以下の通りです。
・基本は国産で香りの良いもの
・へたが緑色
・皮にツヤやハリがある
・弾力がある
・色が濃い
・重量感がある
レモンを選ぶときは、皮の黄色味が強くハリとツヤが目立つものを探し、手に持った時に重量感と弾力があるかどうかを確認しましょう。また鮮度があるものはへたが緑色なので、ヘタの色も確認しておくとより品質の良いレモンを見分けることが出来るでしょう。
なお、外国産はカビ防止という観点から農薬が使われている場合が多いため、安全の面から国内産を選ぶのがおすすめです。
レモンの栄養価・効能
レモンの主な栄養素は以下の通りです。
・ビタミンC
・クエン酸
・リモネン
・ポリフェノール
レモンには抗酸化作用を持つビタミンCやポリフェノールが含まれており、老化や肌トラブルの予防に役立ちます。ほか、疲労回復に効くクエン酸が含まれているので、体の疲れを感じた時にもおすすめの果物です。また、皮にはその匂いにリラックス効果があるリモネンが含まれているので、ストレスを感じがちな方はレモンの臭いを嗅いでみるのも良いでしょう。
(*レモンの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
池田奈央
野菜ソムリエ
レモンは、絞って果汁だけ使う、という方が多いのでは、ないでしょうか? ですが、レモンの栄養は皮に多く含まれます。カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、これらは、皮に果汁の5倍以上の栄養があります。皮もすりおろし使いましょう。