バジルの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵・乾燥や塩・オイル漬けで長持ちのコツも!
【管理栄養士監修】バジルの正しい保存方法を知っていますか?今回は、バジルの〈常温・冷蔵・冷凍〉で長持ちさせるコツや解凍方法にくわえ、〈塩漬け・オイル漬け・ペースト〉など保存食で保管する方法も紹介します。賞味期限切れの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- バジルを保存するポイントは?
- 湿気を防ぐ
- 温度管理をする
- 新鮮なバジルを選ぶ
- バジルの【常温】での保存方法・期間
- 賞味期限の目安
- 【常温】での保存方法・手順
- バジルの【冷蔵】での保存方法・期間
- 賞味期限の目安
- 【冷蔵】での保存方法・手順
- バジルの【冷凍】での保存方法・期間
- 賞味期限の目安
- 【冷凍】での保存方法・手順
- 冷凍バジルの解凍方法
- バジルの【乾燥】での保存方法・期間
- 賞味期限の目安
- 【乾燥】での保存方法・手順
- バジルの【加工・保存食】での保存方法・期間
- ①塩漬けで保存する方法・期間
- ②バジルペーストで保存する方法・期間
- ③オリーブオイル漬けで保存する方法・期間
- バジルの賞味期限が切れるとどうなる?
- 賞味期限が危ない状態
- 腐って食べられない状態
- バジルは正しく保存しよう
バジルの【加工・保存食】での保存方法・期間
生のバジルにもうひと手間加えて、加工して保存することも可能です。ハーブソルトやバジルペーストなどを作っておくと、様々な料理に加えることができるのでレパートリーも広がります。
①塩漬けで保存する方法・期間
バジルの香りが移ったハーブソルトを作ることができます。塩もバジルも両方使うことができ、半年間ほど保存が可能です。
①キレイな保存容器を用意する。
②粗塩(普通の塩でもOKです)→バジル→粗塩→バジルの順番に繰り返し入れる。
肉や魚を焼く前にすり込んだり、焼き上がりにかけたり、サラダに振りかけたりなど様々な使い方ができます。バジルそのものはトッピングすれば彩りにもなります。
竹本友里恵
管理栄養士
バジルにはビタミンA前駆体のβカロテン、ビタミンEやCなど、抗酸化作用が強い栄養成分が多く含まれています。βカロテンは脂質と共に摂取すると効率よく吸収できるため、オリーブオイルを使用するイタリアンや炒め物が多いタイ料理によく使われるハーブです。
②バジルペーストで保存する方法・期間
バジルペーストにすれば冷蔵で1週間、冷凍で約1ヶ月程度保存可能です。
①バジルペーストを作る(※後述のレシピ参照)
②瓶や保存容器に入れて冷蔵庫に入れる。冷凍保存の場合は小分けにしてラップで包み、ジッパー付きの冷凍保存袋に入れる。
パスタはもちろん、茹でたじゃがいもにかけたり、ピザソースにするのもおすすめです。
(↓バジルペーストの作り方はこちらを参照してください。)
③オリーブオイル漬けで保存する方法・期間
オリーブオイルに漬けると、バジルの香りが移ったオイルになります。オイル漬けにした場合の保存期間は1ヶ月が目安となります。
①バジルの葉を摘み取り、よく洗いペーパーで水気をふき取る。
②にんにく2片を薄切りにする。
③鷹の爪は輪切りにする。
④すべての材料をオリーブオイルに漬ける。
このオイルを使ってドレッシングを作ったり、パスタを作るととっても香りのよい仕上がりになります。バジルの葉が痛んでしまうので、葉は漬けてから1週間後に取り除いて下さい。
バジルの賞味期限が切れるとどうなる?
生のバジルは賞味期限がとても早く、すぐに傷んでしまします。食べられなくなる目安をチェックしていきましょう。
賞味期限が危ない状態
賞味期限が迫っているバジルの特徴は分かりやすく、判断しやすいです。
・バジルの葉がしおれる
・乾燥する
・変色する
上記の場合は傷んでる証拠です。なるべく早く使い切るか、調理・加工して保存しましょう。
腐って食べられない状態
以下の様になっていたら、腐ってしまい食べられない状態のバジルです。
・葉が黒く変色し、緑色の部分が無い
・ドロドロしている
フードロスを無くすためにも、腐らせる前にしっかり保存しおいしく頂きましょう。