いちごの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵・常温で長持ちさせるコツを紹介!
【管理栄養士監修】いちごの正しい保存方法を知っていますか?今回は、いちごの〈常温〉〈冷凍〉〈冷蔵〉の温度別の保存方法や保存食への加工の仕方を紹介します。いちごが傷んだ場合の対処法や保存せず食べるべき場合についても知っておくと無駄にせずにすみますよ。
目次
いちごが傷んだ場合の対処法は?
気が付いたらいちごが傷み始めてしまっていたらどうしますか?少しぐらいならまだ美味しく食べる方法があります。
お湯に浸す
いちごが萎びてきてしまった場合の復活方法です。
①50度のお湯をボウルに張る
②ヘタを付けたままのいちごを浸す
③2~3分待っていちごの様子が戻ったらお湯から引き上げる
④一つづつ水気をふき取る
この方法はいちご以外でも葉物野菜などにも使えます。瑞々しさを取り戻すので、試してみてくださいね。
ジャムなどに加工する
50℃のお湯につけてもダメだったいちごは生食には不向きですが、加熱してジャムやフルーツソースとして保存すると美味しく食べられます。しっかり砂糖が入ったジャムの保存食は瓶詰の時、雑菌が入らなければ1年以上持つのでお勧めです。
いちごを保存食にして長持ちさせる方法
これまでは、いちごをそのまま保存する方法・期間を紹介しましたが、次は保存食に加工して保存する方法を紹介します。
①イチゴジャムの作り方
材料
いちご お好きなだけ
砂糖 いちごの重さの60%
レモン果汁 大さじ1
コアントロー 数滴(お好みで)
①いちごを水洗いしてヘタを取り重さを量る
②いちごの重さの60%の砂糖を用意する
③ホーローかステンレス鍋にいちごと砂糖を入れ半日ほど水分が出るのを待つ
④火にかけてアクをとりながら煮詰める
⑤保存瓶を用意(食品用アルコールか煮沸消毒で内側を殺菌)
⑥好みの硬さになったジャムにレモン汁とコアントローを加え瓶詰め
⑦蒸し器で脱気して蓋をしめる
正統派のいちごジャムの作り方です。これだけ砂糖が入っていれば常温で1年以上持ちます。たまに鍋をゆすると砂糖が早くまぶされ、いちごの水分が早く出ます。いちごに限らずブルーベリーでもキイチゴでもできます。長期保存しないのなら砂糖の量は減らせますが常温ではなく冷蔵庫保管になります。
②ドライいちごの作り方
小粒いちご 300g(1パック)
グラニュー糖 100g
レモン果汁 大さじ1
①いちごは水で洗いヘタを取って水気をふき取る
②ホーローかステンレス鍋にいちごを入れ砂糖をふりかけ15分置く
③いちごを崩さないように10分煮てレモン果汁を加える
④いちごが崩れないようざるにあげシロップといちごに分ける
⑤オーブンの天板にクッキングシートを敷き、いちごを水分を拭きながら並べる
⑥オーブンの上段にいれ110℃で30~40分加熱
⑦半生にするなら室温で放置
⑧しっかり乾かすなら天日干しで2日~5日(様子を見て)
⑨冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ
⑩シロップは好みの硬さになるまで煮詰める
⑪殺菌した保存瓶に詰め冷蔵庫へ
砂糖はお好みで量を加減してください。砂糖の種類を変えたりブレンドするとコクが出ます。