ジャンバラヤとは？どこの国の料理？炊飯器を使った作り方やレシピを紹介！

ファミリーレストランやコンビニエンスストアなどでも見かけることがあり、パエリアとよく似た見た目をしたジャンバラヤとは、どこの国の料理なのでしょうか。ジャンバラヤの起源や味などを、口コミと併せて解説します。

ジャンバラヤとは、スパイシーなトマト味がすることからメキシコ料理かと思われがちですが、アメリカのルイジアナ州南部で生まれたケイジャン料理の一種です。ジャンバラヤのもとになったのは、米と玉ねぎやピーマン、セロリなどの野菜、鶏肉やソーセージでスパイシーなトマト味のスープで煮込んだリゾットの様な料理だと考えられています。

こちらの料理を基本レシピとして、ジャンバラヤをはじめとする様々なケイジャン料理が作られる様になりました。

リゾットの様なケイジャン料理の基本レシピから、現在のピラフに近いジャンバラヤが作られる様になったのは、パエリアが大きく関係しています。

アメリカのルイジアナ州はスペインの植民地だったため、パエリアが食卓に並ぶ家庭が多かった様です。ジャンバラヤは、ケイジャン料理の基本レシピの材料と、パエリアの米を炒めてから炊く手法が合わさって出来た料理だと考えられています。

ジャンバラヤにはトマトやチリパウダーを使うため、トマトの酸味の効いたスパイシーな味わいが特徴的です。具材と米を炒めて炊き上げることで、野菜の甘味と鶏肉やソーセージの旨味が米に染み込み、辛いだけではなく奥深い味わいが愉しめます。

ジャンバラヤとはパエリアが起源となって出来た料理ですが、どんな点に違いがあるのでしょうか。ジャンバラヤと、パエリアの違いについて解説します。

ジャンバラヤとパエリアは、どちらも具材と米を炒めてからスープで炊き上げた料理です。ジャンバラヤは鶏やソーセージといった肉類を使うことが多く、チリパウダーを加えたトマトスープで炊き上げるため辛味の効いた味わいに仕上がります。

一方パエリアは海老やあさりなどの魚介類を使うことが多く、サフランを加えたスープで炊き上げることで、豊かな香りや鮮やかな色を愉しむことが出来ます。

（＊パエリアについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）