いちじくの食べ方は?剥き方や活用レシピのおすすめも紹介!
いちじくの食べ方を知っていますか?今回は、いちじくを食べる栄養・効能面のメリットや、皮の農薬の心配についても紹介します。栄養素と効能の具体的な例やいちじくを皮ごと使ったレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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いちじくは皮ごと食べれる?剥くべき?
いちじくはとろみのある甘みと種の食感が特徴の果物で、和食・洋食・中華料理など様々なジャンルで用いられる果物です。ここではまず、いちじくを皮ごと食べることの是非について説明します。
いちじくは皮ごと食べても大丈夫
いちじくを食べるときは皮をむいてから食べる方が多いのではないでしょうか。実は、いちじくは皮付きで丸ごと生食できる果物です。皮付きのいちじくには、高い栄養価を無駄なく摂取できたり風味を楽しむことができたりと様々な利点があります。
皮が厚く食べにくい場合は剥いて食べよう
上の動画では0:13頃からいちじくの剥き方を紹介しています。
いちじくは基本的には皮ごと食べられますが、日本で出回っているいちじくは海外で流通しているものと比べて皮が厚く食べにくい場合があります。いちじくの皮を除いて食べる方法は以下の通りです。
・半分に切り分けてから包丁などを使って皮をむく
・4等分してから包丁などを使って皮をむく
・ヘタから指で皮をむく
・カットしてからスプーンですくって食べる
完熟したいちじくは実も皮も柔らかく、きれいに剥くのが難しいことがあります。この場合はヘタから指で剥いたり一度包丁で切り分けてからスプーンですくって食べたりする方法が有効です。
(*いちじくの味や食感について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
いちじくを皮ごと食べるメリットは?栄養豊富?
いちじくは皮ごと食べることのできる果物ですが、具体的にどのようなメリットがあるのか知っていますか?ここでは、いちじくに含まれる栄養素と共にその効能について解説します。
①便秘予防や整腸効果がある
いちじくには食物繊維が豊富に含まれていることで知られています。そのうち水溶性食物繊維のペクチンは腸内の乳酸菌を増やして便秘を予防・解消したり、コレステロール値や血糖値の上昇を抑制したりする役割を果たす栄養です。
また、いちじくの皮を剥いたときに出てくる白い液体には、フィシンと呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれています。消化促進作用があるため、胃腸に不快感が生じた際に効果的です。
②アンチエイジング・美肌効果がある
いちじくの皮には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富にふくまれています。アントシアニンをはじめとするポリフェノールは抗酸化作用が強いため、アンチエイジング・美肌に効果があるとされています。
③抗がん作用が期待できる
いちじくにはベストアルデヒトと呼ばれる抗がん作用のある成分が含まれています。ベストアルヒトは皮の近くに多く含まれているため、皮ごと食べることでより多くの量を摂取することができます。ただし、過剰摂取は嘔吐や胃痛の原因となる場合があるため、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。