いちじくの皮に毒性は?皮ごと食べられる品種や栄養的メリットを紹介!
いちじくは皮ごと食べられるのかを知っていますか?今回は、いちじくを皮ごと食べても<毒性・農薬>の心配はないのかや、いちじくの皮ごと食べられる品種を紹介します。いちじくを皮ごとを使った<コンポート・ジャム・スムージー>などの人気レシピや、食べ方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- いちじくの食べ方は?皮ごと生でOK?
- いちじくは皮ごと食べられる?毒性・農薬の心配は?
- いちじくの皮に毒性・農薬の心配はない
- ただし「いちじく」の皮に含まれる「フィシン」に注意が必要
- いちじくを皮ごと食べるメリットもある
- いちじくの皮ごと食べられる品種は?
- ①桝井ドーフィン(3,980円)
- ②ビオレソリエス(1,674円)
- ③とよみつひめ(2,000円)
- いちじくを皮ごと食べる際の下処理・注意点
- いちじくの皮にある産毛を取ろう
- いちじくの食べ過ぎには要注意
- いちじくの皮ごと使った人気レシピも紹介!
- ①いちじくの白ワインコンポート
- ②いちじくのジャム
- ③いちじくのスムージー
- ④いちじくのセミドライフルーツ
- いちじくを皮ごと食べてみよう!
いちじくの食べ方は?皮ごと生でOK?
一般的にいちじくは皮を剥いて食べますが、いちじくは皮ごと生で食べてもよいのでしょうか。皮ごと食べられる品種があるのかどうかも、気になるところです。今回はいちじくの正しい食べ方や、皮を剥いて食べられるか否かについて紹介します。
いちじくは皮ごと食べられる?毒性・農薬の心配は?
そもそもいちじくは、皮ごと食べられる果物なのでしょうか。ここでは、いちじくの皮の毒性や残留農薬があるか否かに加えて、皮ごと食べるデメリットやメリットについて紹介します。
いちじくの皮に毒性・農薬の心配はない
いちじくの皮には毒性や農薬の心配はないため、皮ごと食べることができる果物です。いちじくは病害虫に比較的強い果物なので、農薬をほとんど使わずに栽培することが可能です。いちじくの皮が白い粉を吹いたように見えることから農薬と勘違いされることがありますが、これはいちじくの糖分が結晶となったもののため、皮ごと食べても問題ありません。
ただし「いちじく」の皮に含まれる「フィシン」に注意が必要
いちじくの皮に毒性がある、食べない方が良いと言われる理由のひとつに、皮に含まれるフィシンに注意すべき点が挙げられます。フィシンは、いちじくを切った時に出る白い乳液に含まれている成分です。
フィシンはタンパク質を分解する酵素の一種で、消化を促す効果もあります。ただし、人によってはフィシンの影響によっていちじくの皮を剥く時に手が痒くなったり、食べると口が腫れたりする恐れがあるので、注意が必要です。
(*皮の毒性以外に、「いちじくが食べてはいけない」と言われる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いちじくを皮ごと食べるメリットもある
いちじくを皮ごと食べるとメリットもあり、皮に豊富に含まれている下記の栄養素を摂取することができます。
・アントシアニン
・ベストアルデヒド
・水溶性食物繊維
いちじくに含まれるベストアルデヒドには、癌を予防するほか便秘や二日酔いなどに効果的な栄養素です。また、抗酸化物質であるアントシアニンと呼ばれるポリフェノールは、癌や細胞の老化などを予防する効果があります。さらに活性酸素を除去する作用もあるため、肌や血管・粘膜などを若々しく保つ美肌効果も期待できます。
いちじくに含まれる水溶性食物繊維のペクチンは、善玉菌のエサとなり乳酸菌を増やして腸の働きを活発にし、便秘や下痢の解消に役立つ栄養素です。さらに、食物繊維には血糖値やコレステロールを下げる働きもあり、生活習慣病の予防効果も期待できます。
(*いちじくの栄養価について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
いちじくの皮ごと食べられる品種は?
皮ごと食べることができるいちじくの品種は、下記の通りです。
・ザ・キング
・とよみつひめ
・セレスト
・ゼブラスイート
・ビオレソリエス
・ブルンスウィック
・桝井ドーフィン
・バローネ
いちじくは皮を剥いて果肉のみを食べられることが多い果物ですが、上記のいちじくは皮が薄いため、皮ごと食べやすくなっています。ここでは、皮ごと食べられるいちじくの通販のおすすめ商品を3つ紹介します。