いちじくの皮に毒性は?皮ごと食べられる品種や栄養的メリットを紹介!
いちじくは皮ごと食べられるのかを知っていますか?今回は、いちじくを皮ごと食べても<毒性・農薬>の心配はないのかや、いちじくの皮ごと食べられる品種を紹介します。いちじくを皮ごとを使った<コンポート・ジャム・スムージー>などの人気レシピや、食べ方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- いちじくの食べ方は?皮ごと生でOK?
- いちじくは皮ごと食べられる?毒性・農薬の心配は?
- いちじくの皮に毒性・農薬の心配はない
- ただし「いちじく」の皮に含まれる「フィシン」に注意が必要
- いちじくを皮ごと食べるメリットもある
- いちじくの皮ごと食べられる品種は?
- ①桝井ドーフィン(3,980円)
- ②ビオレソリエス(1,674円)
- ③とよみつひめ(2,000円)
- いちじくを皮ごと食べる際の下処理・注意点
- いちじくの皮にある産毛を取ろう
- いちじくの食べ過ぎには要注意
- いちじくの皮ごと使った人気レシピも紹介!
- ①いちじくの白ワインコンポート
- ②いちじくのジャム
- ③いちじくのスムージー
- ④いちじくのセミドライフルーツ
- いちじくを皮ごと食べてみよう!
日本産いちじくの代表とも言われる桝井ドーフィンは、日本で最も栽培数の多い主要品種です。こちらは米ぬかの肥料を混ぜた土を使用し、農薬の使用量を抑えて栽培されているため、安心して口にすることができます。果皮は濃い赤紫色でねっとりとした食感が特徴で、完熟した果実の糖度は20度近くになります。
②ビオレソリエス(1,674円)
こちらは主にフランスで栽培されている高級品種ですが、試行錯誤を重ね長い年月をかけて佐賀県での栽培が実現しました。市場にほとんど出回らないため、幻の黒いちじくとも言われています。果皮は濃紫色で黒々としており、糖度が高く甘味が強いうえに芳醇な香りももっています。
③とよみつひめ(2,000円)
開発された試験場である豊前ぶぜん分場の豊と、いちじくのもつ甘い蜜を組み合わせて、とよみつひめと命名された福岡県限定のオリジナル品種です。皮がかなり薄く、皮ごと丸かじりできるうえに大粒のため食べやすい品種で、贈答品としても人気があります。糖度は平均で17度以上あるため濃厚な甘味をもち、上品な甘い香りも楽しめます。
(*いちじくの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いちじくを皮ごと食べる際の下処理・注意点
いちじくは皮に食物繊維などの栄養が含まれているため皮ごと食べるのがおすすめですが、その際にはどのように下処理をしたら良いのでしょうか。ここでは、いちじくを皮ごと食べる際の下処理や注意点を紹介します。
いちじくの皮にある産毛を取ろう
そのままいちじくを食べようとすると、産毛によって口の周りに刺激を感じることがあるため、はじめに皮にある産毛を取り除きましょう。品種によって異なりますが、いちじくの皮には産毛のような細い毛がついていることが多いです。皮の表面に塩をまぶし手で軽くこすって水洗いをすれば、産毛が落ちて皮ごと食べやすくなります。
(*いちじくの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)