洋梨(ラフランス)の食べ方は?皮の剥き方・切り方は?美味しいレシピも紹介!

【野菜ソムリエ監修】洋梨(ラフランス)とはどのような梨か知っていますか?日本では和梨の方が一般的ですが、今回は、洋梨の美味しい食べ方や〈旬・食べ頃・栄養価〉も合わせて紹介します。食べやすい洋梨の切り方や皮の剥き方、美味しいレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 福光佳奈子
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2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「...
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2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「野菜薬膳」の特別講義を実施。著書に『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)がある。保有資格は、野菜ソムリエプロ、薬膳インストラクターほか。

目次

  1. 洋梨(ラ・フランス)とは?
  2. 洋梨の旬や食べ頃の見分け方
  3. 洋梨の栄養価・効能
  4. 洋梨の切り方・皮の剥き方は?
  5. 洋梨の切り方・皮を剥く手順
  6. 洋梨を切った後のポイント
  7. 洋梨の美味しい食べ方・レシピのおすすめ
  8. ①そのまま食べる
  9. ②洋梨のコンポート
  10. ③洋梨のタルト
  11. ④洋梨のサラダ
  12. 洋梨を食べてみよう

洋梨(ラ・フランス)とは?

日本で梨といえばりんごに似た丸い形の果物を想像しますが、洋梨とはどのような梨かを紹介します。良い香りのする洋梨の旬の時期や栄養価やその効能などを説明します。

(*洋梨の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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洋梨の旬や食べ頃の見分け方

洋梨の旬の時期や食べ頃の見分け方は下記の通りです。

【旬の時期】
・9月~12月

【食べ頃の見分け方】
・軸の周りにシワがみられる
・お尻の部分の色が茶黄色に変色してくる
・触って実が柔らかくなっている
・香りが強くなる

洋梨の旬の時期は品種により異なりますが、日本では9月~12月の間に収穫されるものが多いです。遅い品種は1月頃まで収穫が可能なものもあります。洋梨は収穫してすぐは硬くて甘みも少ないため、追熟が必要な果物です。軸の周りにシワができると実が柔らかくなった証拠で、色は実の重みで茶色っぽく変色してくるのが食べ頃のサインです。

また、追熟が進むと、追熟前にはなかった洋梨の甘い香りが強くなってくるので、食べ頃を香りからも判断することができます。

(*洋梨の旬や食べ頃について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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洋梨の栄養価・効能

洋梨には下記にあげる栄養素が含まれています。

・アスパラギン酸
・クエン酸
・カリウム
・食物繊維


洋梨に多く含まれるアスパラギン酸は、代謝を良くするための補助を行い、アンモニアを除去する役割も担っています。人間はアンモニアが溜まると疲労感を感じてしまうため、アスパラギン酸は疲労回復に効果的です。その他に、洋梨は日本の梨の約2倍の食物繊維の含有量があるため、便通を良くし、デトックス効果や便秘解消が期待されます。

福光佳奈子

野菜ソムリエ

梨には水分補給と夏の疲れを取る栄養素などが含まれていますが、洋梨は和梨と比べてカロリー、糖質ともに少々高いです。食べ過ぎには注意しましょう。

(*梨の栄養価や、洋梨とは何かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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洋梨の切り方・皮の剥き方は?

日本では洋梨はあまり馴染みがないですが、どのような切り方をすると美味しく食べることができるでしょうか。ここでは、切り方や皮の剥き方など食べ方を紹介します。

洋梨の切り方・皮を剥く手順

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