梨の栄養価と効能は?美容・ダイエットに効果あり?成分が摂れる食べ方やレシピも紹介!
【管理栄養士監修】梨に含まれる栄養素を知っていますか?甘酸っぱい味とたっぷりの果汁で人気の梨ですが、今回は、梨の栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。食べ過ぎの注意点や、梨の栄養がとれるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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梨はどんな果物?栄養ないって本当?
甘酸っぱくてたっぷりの果汁で人気の梨ですが、水分ばかりで栄養があまり無いように思われがちな果物です。ここではそんな梨の栄養成分やカロリー、さらに代表的な種類や旬の時期を紹介します。
梨の約90%は水分
豊富な果汁を含む梨は約90%が水分であり、暑い時期の水分補給にピッタリな果物です。しかし、そのみずみずしさが梨には栄養がないと言われる理由にもなってしまい、梨の栄養価は低いと誤解されがちです。
梨の種類や旬の時期
梨は種類によって出回る時期が少しづつ違っており、よく見かける代表的な梨の種類と旬は以下の通りです。
・幸水:7月~9上旬
・豊水:8月下旬~10月上旬
・新高:9月下旬~10月
幸水は甘みが強く歯ごたえの良い食感で、豊水は甘みに加え爽やかな酸味と果肉が柔らかい特徴があります。また、新高はサイズが大きく重さもあり、果汁が多く酸味は控えめです。他にも梨にはたくさんの種類があり、香りや味の違いを楽しめるのも梨の魅力の一つでしょう。
(*梨の種類や旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梨のカロリー・糖質
100gあたり | カロリー | 糖質 |
梨 | 43kcal | 10.4g |
りんご | 54kcal | 13.1g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
梨はりんごよりカロリーと糖質が低い果物です。酸味のあるりんごの方が糖質が少ないと間違われやすいですが、糖質やカロリーを抑えたい方には、甘みを感じやすい梨のほうが適しています。
梨の栄養素と効果・効能は?妊婦におすすめ?
梨は健康だけでなく、美容・ダイエットや妊娠中など特に女性に嬉しい栄養素も含んでいる果物です。ここでは梨に含まれる栄養成分の効果や効能を詳しく解説します。
①ソルビトール
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.5g | - | - |
糖質の一種であるソルビトールは、普通の砂糖と比較して血糖値の上昇が緩やかでカロリーも低く、虫歯になりにくい性質があります。梨にはソルビトールが多く含まれており、ダイエットに適している果物です。またソルビトールは優れた保湿力や清涼感を持ち合わせており、整腸作用や解熱、咳止めなどの効能も期待できるでしょう。