ポンカンの食べ方とは?皮の剥き方や切り方は?栄養価や美味しいレシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ポンカンの食べ方を知っていますか?ポンカンは甘みと香りが強いので、加工されることも多い果物です。今回は、ポンカンの美味しい食べ方や皮の剥き方も動画で紹介します。ポンカンの〈旬・選び方・栄養価〉や美味しいレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ポンカンとは?
ポンカンは流通する量が地域によって違うので、馴染みがない方や食べた経験が無い方も多いかもしれません。ここでは、ポンカンの旬や生産地などについて説明します。
ポンカンの旬や主産地
ポンカンの主産地は以下の通りです。
・愛媛県
・熊本県
・和歌山県
・佐賀県
・長崎県
上記からも分かる通り、ポンカンは西日本での生産が盛んで、最も多い愛媛県では国内の生産量の8割程度が生産されています。柑橘類の一種であるポンカンの収穫時期は12~3月となっており、中でも旬といわれるのが1~2月です。1月に出荷されるポンカンは味がさわやかで、2月に入ると糖度が高まるので酸味と甘みの両方が感じられます。
美味しいポンカンの選び方
美味しいポンカンの選び方のポイントは、以下の通りです。
・形がキレイである
・扁平な形をしている
・皮の表面にハリがある
・皮の色が濃い
・ヘタが小さい
・皮に厚みがあって硬い
・手に持つと重みを感じる
上記のような特徴を持つポンカンは、美味しいものであると考えられます。中でも持ってみて重みのあるものは実が詰まっており水分量が多くジューシーな可能性が高いです。ポンカンの美味しさには個体差があるので、直接触って確かめられる場合は、ぜひ実際に手に取って美味しいものを選んでみてください。
春日爽花
野菜ソムリエ
柑橘類の木は栄養成長と生殖成長のふたつの成長で成り立っており、栄養成長は枝や葉を大きくする成長で実が丸くなり、生殖成長は実を付ける成長で実が扁平になると言われています。そのため扁平の方が丸型のものより甘いと言われています。
ポンカンの栄養価・効能
ポンカンには、以下の栄養素が含まれています。
・ビタミンC
・ビタミンB1
・ペクチン
・βカロテン
ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、老化や病気の防止や美容に役立つほか、免疫力の向上にも効果を発揮します。また、ビタミンB1は糖質の代謝促進や疲労回復に働き、食物繊維の一種であるペクチンは腸内環境の改善や血糖値の急上昇の抑制などの効能があります。ほか、βカロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変換され、目や皮膚の健康を保つ栄養素です。
このように様々な栄養素を含んでいるポンカンは、美容や健康にも役立つ果物と言えるでしょう。
春日爽花
野菜ソムリエ
ポンカン・デコポン・タンカンと柑橘類は色々な品種がありますが、ポンカンは交配種ではなくもともとインドから渡ってきた柑橘類であるのに対し、デコポン・タンカンはポンカンと他の柑橘類の交配種なのです。
ポンカンの皮の剥き方や切り方は?
ポンカンは皮が厚めなので、どのように剥いたら良いのか戸惑う方もいるかもしれません。ここでは、ポンカンの皮の剥き方や切り方を紹介します。
ポンカンの皮の剥き方
ポンカンの皮の剥き方の手順は、以下の通りです。
①ヘタの反対側のくぼんだ部分に指をあてる
②そこに力を入れて、みかんの皮と同じように剥く
ポンカンの皮は厚いものの、みかんと同様に手で剥いて食べることが出来ます。ただし、剥くときに力を入れすぎると果肉が潰れてしまうので、力を入れ過ぎないように気を付けましょう。