白ぶどうとは?マスカットや赤ぶどうとの違いは?品種・栄養価やレシピのおすすめも紹介
【野菜ソムリエ監修】白ぶどうとはどんなぶどうか知っていますか?マスカットと違うのでしょうか?今回は、白ぶどうの〈味・栄養価・収穫時期〉など特徴を赤ぶどうと比較して紹介します。白ぶどうの品種や美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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春日爽花
野菜ソムリエ
また紫外線による肌への酸化ダメージにおいて注目のポリフェノールはレスベラトロールでぶどうのポリフェノールに含まれる成分です。摂取を続けることにより、肌表面におけるシミの面積値の減少や、肌のメラニン色素量の減少にも効果があると言われています。
②味わい・風味の違い
白ぶどうは赤ぶどうに比べて酸味が強く、赤ぶどうのような甘い味わいではなくすっきりとした味わいが特徴的です。特に巨峰のような濃厚な味わいの赤ぶどうに比べると、白ぶどうは非常にあっさりしていると言えるでしょう。ただし、甘みに関しては品種による違いも大きく、一部の赤ぶどうに比べて非常に甘みが強いものもあります。
③値段・価格の違い
ぶどうの値段は、粒のサイズやひと房の重さ、ブランドによっても大きく変わりますが、白ぶどうの方が赤ぶどうに比べて少し高めの場合が多い傾向にあります。赤ぶどうの巨峰が1kgあたり2000円ほどに対して、白ぶどうのシャインマスカットは1kgあたり3000円ほどで販売されています。
白ぶどうの品種・種類のおすすめ
ここからは、白ぶどうのなかでおすすめの品種や種類を見ていきましょう。ここでは、人気のある5つの品種を取り上げます。
①シャインマスカット
シャインマスカットは、他の白ぶどうに比べて甘みが強く酸味が控えめで、粒が比較的大きいためとても人気のある白ぶどうです。糖度は20度前後ですが、本格的に甘くなると25度ほどになるため甘さを強く感じられます。果皮が薄く、種無しぶどうとしても栽培されているため、皮ごと食べられることも魅力の一つと言えるでしょう。
生クリームとの相性も良いため、ケーキやタルトの材料に用いたり、スムージーなどにして他のフルーツと一緒に味わうのもおすすめです。
②翠峰(すいほう)
翠峰は、一粒の重さが13g~20gと果汁がしっかり詰まった白ぶどうです。粒は少し細長い形をしており、バランスよく酸味が加わっていて味がしっかりしています。翠峰も果皮が薄く、種無しでの栽培が主流のため、皮ごと食べることができます。
③マスカット・オブ・アレキサンドリア
マスカットのなかでも「ぶどうの女王様」と呼ばれるほど有名なのが、マスカット・オブ・アレキサンドリアです。きれいなエメラルドグリーンの色合いと上品な味わいが楽しめる白ぶどうで、酸味がやや強く、爽やかな良い香りを堪能できる贅沢なマスカットです。
その見た目の良さから贈り物などとしても人気があり、その上品な味わいはお酒にも合うと言われています。
④白峰(はくほう)
赤ぶどうの巨峰の粒と同じくらいのサイズで、渋みがなくさっぱりとした味わいを楽しめるのが白峰です。皮は手でむきやすいため食べやすく、柔らかめの果肉が特徴的です。山梨県で生産されていますが、生産量が少ないため見かける機会は少ないでしょう。