生くるみとは?食べ方やレシピは?保存方法・賞味期限も紹介!

【野菜ソムリエ監修】生くるみとは何か知っていますか?ローストくるみとの違いは何でしょうか?今回は、生くるみの食べ方・殻の割り方や食べる際のポイントも紹介します。生くるみのカロリーや栄養価・効能にくわえ、保存方法・賞味期限なども紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ ふじかわなおこ
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日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエプロ。冷凍生活アドバイザー。 野菜大好き長男(6歳)と野菜嫌いを克服しつつある次男坊(4歳)二人のボーイズママ野菜ソムリエです。自身の経験をもとに野菜嫌いのお子さんとそのママさんのサポーターとして、野菜嫌い克服メニューやちょっとしたテクニックの発信、地域の子育てサロンや幼稚園でこどもとママのためのお野菜教室などを行っています。

目次

  1. 生くるみとは?ローストと違いある?
  2. 「生くるみ」とはローストしていない「くるみ」
  3. 生くるみの味・食感や風味
  4. 生くるみのカロリーや栄養価・効能は?
  5. 生くるみのカロリー・糖質
  6. 生くるみの栄養価・効能
  7. 生くるみの食べ方・殻の割り方は?
  8. 殻付き生くるみの割り方①水につける方法
  9. 殻付き生くるみの割り方②軽くローストする方法
  10. 生くるみは食べる際に浸水(ソーク)するのがおすすめ
  11. 生くるみの炒り方は?【ローストしたい人向け】
  12. 生くるみを食べる際のポイント・注意点は?
  13. 生くるみを食べ過ぎない
  14. 生くるみは妊娠中は避けるべき?
  15. 生くるみの保存方法・賞味期限は?
  16. 生くるみは冷蔵庫での保存がおすすめ
  17. 生くるみの賞味期限
  18. 生くるみの美味しい食べ方・レシピ
  19. ①そのまま何もつけずに食べても美味しい
  20. ②生くるみのはちみつ漬け
  21. ③生くるみと小魚の佃煮
  22. ④生くるみのパウンドケーキ
  23. ⑤くるみ和え
  24. 生くるみを食べてみよう

生くるみは殻に包まれた状態のものも、殻を外したものも販売されています。殻が付いている場合は、まずそれを割って、生くるみを取り出さなければなりません。ここでは、生くるみの食べ方と殻の割り方を紹介します。

殻付き生くるみの割り方①水につける方法

殻付きの生くるみは割る前に、水に一晩浸けておきましょう。必ず行わなければならない工程ではありませんが、このひと手間をかけておくことで、殻が割りやすくなります。その後は水につけた殻付きの生くるみをザルにあげて、水をきっておきます。

殻付き生くるみの割り方②軽くローストする方法

水をきった殻付きの生くるみは、油をひかずにフライパンに置き、そのまま弱火で炒りましょう。ポイントは殻全体に熱が伝わるように、軽くフライパンを揺すりながら炒ることです。時間が経つと殻のつなぎめに隙間ができ、徐々に開いてきます。その状態になったら火を止めて、そのまま熱を冷ましてください。

生くるみは食べる際に浸水(ソーク)するのがおすすめ

殻をローストして取り出した生くるみはそのまま食べられますが、浸水(ソーク)することをおすすめします。生くるみの中には酵素抑制物質が含まれており、食べ物から摂取した有用な酵素の働きを打ち消してしまうほか、タンパク質の消化不良を起こす原因にもなると言われています。

この生くるみに含まれている酵素抑制物質を取り除くのが浸水を行う意味で、健康のためには浸水しておいた方が良いでしょう。なお、浸水の方法は剥いた生くるみを水をはったボウルに入れ、2時間程度置くだけです。

この酵素抑制物質は45℃以上の熱で炒ることでも破壊できますが、浸水の方が簡単にできます。また、浸水することで生くるみの渋みが軽減されるメリットもあります。

生くるみの炒り方は?【ローストしたい人向け】

生くるみはそのまま食べられますが、ローストして食べることももちろん可能です。炒り方にはいくつか方法があり、前述のフライパンで炒る方法以外に以下の2つの方法があります。

【オーブンを使う方法】
①オーブンを予熱する
②殻付き生くるみを天板に並べる
③150℃にセットしたオーブンで、②を15分ほど焼く


【電子レンジを使う方法】
①耐熱皿に殻付き生くるみが重ならないように並べる
②レンジの温度を高にセットする
③2分ごとに殻付き生くるみをかき混ぜながら、5~6回加熱する


どの方法でも殻のつなぎめに隙間ができたら、冷まして生くるみを取り出します。この方法はくるみ割り器がなくても、コツをつかめば素手で割ることが可能です。ドライバーなど自宅にあるものを使うのも、問題ありません。

生くるみを食べる際のポイント・注意点は?

生くるみは栄養が豊富で、毎日食べることによる健康効果が期待できます。しかし、生くるみを食べる際に注意した方がよいこともあるので、ここでは生くるみを食べる際のポイント・注意点を2つ紹介します。

生くるみを食べ過ぎない

生くるみは糖質こそ低いものの、カロリーは高くなっています。そのため食べ過ぎはおすすめできず、1日の摂取量の目安は1日20gなので、5粒ほどが適正です。それでも135kcalもあるので、他の食事も含めたカロリー摂取量に十分に注意しましょう。

(*くるみを食べ過ぎるとどうなるのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

くるみの食べ過ぎに要注意?下痢・太ることも?1日に食べる量・時間の目安を紹介!

生くるみは妊娠中は避けるべき?

妊娠中の女性は避けた方がよい食材がいくつかあるため、生くるみに関しても避けた方が良いか気になる場合もあるかもしれませんが、生くるみは妊娠中の女性が食べても問題ないです。生くるみは栄養が豊富なので、むしろ妊娠中に毎日食べても良いほどおすすめの食材です。ただし、カロリーオーバーにならないよう、食べる量は配慮してください。

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