アガーとは?ゼラチン・寒天の違いは?代用できる?使い方や活用レシピを紹介!
アガーとは何か知っていますか?今回は、アガーとゼラチン・寒天との<原料・食感>などの違いや、代用できるのかも紹介します。アガーの使い方や固まらない場合の理由の他に、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。アガーを活用して様々な料理を作ってみましょう。
目次
アガーはゼラチンで代用可能
固まる温度や溶ける温度、原料に違いはあるものの、食感が似ているのがアガーとゼラチンです。一般的にアガーやゼラチンは共にプリンやゼリーを作る際に用いられる事も多いため、アガーはゼラチンで代用することが可能であると言えるでしょう。一方で寒天は食感が異なるため、代用に使うと料理やお菓子の仕上がりが大きく変わってしまいます。
(*ゼラチンの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アガーの使い方&固まらない理由は?
アガーを実際にゼリーやプリンを作りに活用する場合、具体的にはどのような使い方をしたらよいのでしょうか。また、ここではアガーが固まらない際の理由についても紹介します。アガーの使い方を理解し、色々な料理にアガーを活用しましょう。
アガーのゼリーなどへの使い方
アガーを使ってゼリーなどを作る場合は、下記のような方法・手順で使いましょう。
1.アガーを前もって砂糖などの粉末とよく混ぜる
2.沸騰したお湯に軽く混ぜながら、徐々に粉末を加える
3.アガーが溶けたあとは、均一になるようにゆっくりと混ぜ合わせた後、火を止める
なお、砂糖などの粉末を用いない場合は水に少しずつ混ぜながら加え、加熱して完全に溶かしてください。アガーは常温で固まり、90度以上でないと溶けない性質があるため、加熱をしっかり行って均一になるようにしましょう。
アガーを使って固まらない理由
アガーを使っても固まらない場合、下記のような原因が考えられます。
・アガーがダマになり溶けきっていない
・沸騰させすぎて固める力が弱くなっている
・酸性の果汁と一緒に加熱してしまった
アガーはダマになりやすく、沸騰させすぎると固める力が弱くなるという特徴があります。90℃以上でないと溶けないので温度管理が難しいですが、沸騰させすぎないことを心がけてください。
また、酸性の果汁を一緒に煮立たせることで、固まりづらくなるという事も分かっています。柑橘類などの酸性の果汁と一緒に固めたい時は、一度アガーを溶かしてから果汁を加えるようにしましょう。
アガーを活用した料理レシピ
アガーを活用した料理レシピにはどのようなものがあるのでしょうか。アガー独特の食感を活かしたレシピを紹介するので、参考にしてみて下さい。
①アガーのフルーツゼリー
アガーと好みのフルーツを使って作ったフルーツゼリーです。アガーは透明度が高いため、見た目も非常に綺麗に仕上がるのが特徴です。色とりどりのフルーツを使って彩り鮮やかに仕上げましょう。
②アガーの水ようかん
アガーを和風にアレンジしたい時には水ようかんにしてみるのもおすすめです。寒天を使用する事の多い水ようかんですが、代用としてアガーを用いることでぷるんとした独特の食感が楽しめます。