森のバター・畑の肉・海のミルクとは?食材の別名を意味・由来とともに紹介!

森のバター・畑の肉は何の食材を例えているか知っていますか?なぜこう例えられているのでしょうか?今回は、〈大豆・アボカド・牡蠣〉など食材の別名を意味・理由とともに紹介します。他に別名を持つ食材が多くあるので、その他の食材の別名も確認してみてください。

目次

  1. 食材の別名を意味・由来と一緒に紹介!
  2. ①森のバター:アボカド
  3. ②畑の肉:大豆
  4. ③海のミルク:牡蠣
  5. ④畑のミルク:ぶどう
  6. ⑤大地のリンゴ:じゃがいも
  7. ⑥畑の納豆:オクラ
  8. ⑦果物の王様:ドリアン
  9. ⑧野菜の王様:モロヘイヤ
  10. ⑨赤いダイヤ:あずき
  11. ⑩悪魔の舌:こんにゃく
  12. ⑪波の花:塩
  13. ⑫山クジラ:イノシシ
  14. ⑬畑のキャビア:とんぶり
  15. ⑭神の魚:ハタハタ
  16. ⑮スパイスの王様:胡椒
  17. ⑯不老長寿の果物:イチジク
  18. ⑰森の宝石:トリュフ
  19. 食材の別名は様々!

食材の別名を意味・由来と一緒に紹介!

食材には、正式名称の他にその食べ物の特徴や栄養素から別名をもつものがあります。今回は、別名を持つ食べ物を由来や意味を含めて紹介するので参考にしてみてください。

①森のバター:アボカド

別名をもつ食べ物の代表的なものに「森のバター」と呼ばれるアボカドがあります。アボカドが森のバターとされる理由は、果肉の20%が脂肪分であることが由来です。アボカドに含まれる多くの脂肪分がバターと呼ばれる意味ですが、この脂は血液の流れをよくしたり、コレステロール値を下げるなど健康増進に役立つ働きがあります。

(*アボカドについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

アボカドはどんな味?味付けのおすすめは?美味しい食べ方・レシピを紹介!

②畑の肉:大豆

大豆の別名もアボカドと同じくらい認知されていて「畑の肉」と呼ばれています。大豆が畑の肉と呼ばれる理由は、肉に匹敵するぐらいタンパク質を豊富に含んでいることが由来です。必須アミノ酸が豊富で、穀類や野菜よりも肉類に近い栄養成分であることを意味しています。

③海のミルク:牡蠣

牡蠣は別名で「海のミルク」と呼ばれて広く親しまれています。この別名の由来は、準完全栄養食品とも呼ばれる牛乳と同じくらい栄養価が高いことを意味し、バランスもいいことが海のミルクと表現される理由です。含まれる栄養分だけでなく、牡蠣の味はとてもクリーミーで濃厚なことからも海のミルクと表現するのにふさわしいでしょう。

④畑のミルク:ぶどう

日本ではあまり馴染みのない表現ですが、ぶどうはヨーロッパの方で「畑のミルク」と呼ばれて親しまれています。由来としては、ぶどうがフルーツの中でも栄養価が高く、ミルクに似た成分が多く含まれていることがこの名前で呼ばれる理由のようです。

牛乳に含まれるビタミン類やカリウムなどのミネラルが、ぶどうから補給できることを意味しています。皮にもポリフェノールが多く含まれているため、まるごと食べるのがおすすめです。

⑤大地のリンゴ:じゃがいも

じゃがいもが「大地のリンゴ」と呼ばれる意味は、生の状態の食感がとてもリンゴに似ていることが理由と言われています。その他にも、リンゴと同じようにビタミンCが豊富に含まれていることが由来しているといった説もあります。

(*じゃがいもについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

じゃがいもは野菜?穀物?それとも…?定義による分類の違いを解説!

⑥畑の納豆:オクラ

オクラが「畑の納豆」と呼ばれる理由は、納豆のような粘り気があることに由来しているようです。その他にもガーナではオクラの見た目から婦人の指と表現されており、見た目や食感が似ていることを意味しています。

⑦果物の王様:ドリアン

ドリアンは日本で馴染みが少ない果物ですが、東南アジアでは「果物の王様」として名前が知られています。ドリアンが果物の王様と呼ばれる理由は、棘に覆われた見た目や果実の大きさから逞しさや優雅さを連想させることが由来です。その他にも、昔ドリアンはとても高価だったため、身分の高い人しか食べることができなかったことを意味しているといった説もあります。

(*ドリアンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ドリアンの味や臭いの特徴は?対処方法や注意点は?食べ方や商品を紹介!

⑧野菜の王様:モロヘイヤ

果物の王様がドリアンであれば、モロヘイヤは「野菜の王様」として認識されています。モロヘイヤが野菜の王様と呼ばれる理由は、優れた栄養効果が由来で、エジプトの王がモロヘイヤのスープを飲んで難病が治ったとの説があります。

モロヘイヤはアラビア語では王様だけのという意味があり、王様が独占したくなるほどの栄養価の高さでβカロテンやカルシウム、鉄分などが非常に豊富です。

⑨赤いダイヤ:あずき

あずきが「赤いダイヤ」と呼ばれる理由は、商品先物取引の対象商品であることが関係しています。あずきの主な産地は北海道ですが、天候によって収穫高が影響を受けるため収穫前に取引がされるのです。そのためその年の収穫高によっては、市場価値が暴騰し価値があがることを意味しています。

過去にあずきが不作だったため、価格が暴騰した経済事件を綴った小説によって赤いダイヤと表現されたことが由来となっています。

⑩悪魔の舌:こんにゃく

こんにゃくが「悪魔の舌」と呼ばれる理由は、こんにゃくの花が悪魔の舌のような見た目であることが由来しています。上に向かってまっすぐ伸びた赤い花が不気味な印象で、開花すると強烈な臭いを放つことからも悪魔の舌と表現されます。食材の別名は、空想上の存在を意味する表現もあるようです。

⑪波の花:塩

昔は塩が死夜(しよ)に通ずるなどの言われから、夜に塩を持ち出すことが禁止されていました。そのため、塩を意味する言葉として夜になると「波の花」と表現するようになったことが別名が生まれた理由です。また、岩肌にぶつかり飛び散る波の様子が、白い花に見えたことが由来とする説もあるようです。

⑫山クジラ:イノシシ

江戸時代にイノシシは精がつく食べものとして提供されていましたが、仏教の教えから四足歩行の動物を食べることを忌避されていました。別の言葉でイノシシを意味するために、食感が似ているクジラの名前を使って「山クジラ」と表現されたことが由来とされます。歴史的背景が理由から、別名が使われる食材もあるようです。

⑬畑のキャビア:とんぶり

とんぶりは、別名が似た食材のことを意味する代表例です。とんぶりが「畑のキャビア」と呼ばれる理由は、見た目や食感がキャビアに似ていることが由来になります。もともと東北地方では一般的な食材でしたが、低カロリーでヘルシーなことから、ダイエット効果を期待できる食材として全国に知れわたりました。

⑭神の魚:ハタハタ

ハタハタは雷が鳴り海が荒れた後によく獲れたため、別名では雷魚(カミナリウオ)と呼ばれていました。そこからさらに「神の魚」の名前が浸透した理由は、雷の語源は神鳴りであり、昔の人は雷を神様だと信じていたためです。また、今では雷の擬音をゴロゴロと表現しますが、古語でハタハタは雷の擬音を意味していたことが、ハタハタという名前の由来です。

⑮スパイスの王様:胡椒

中世のヨーロッパでは、スパイスは金貨と同等の価値があり重宝されていたことが別名の由来になります。その中でも胡椒が「スパイスの王様」と呼ばれる理由は、非常に入手が困難で最も価値が高いといった意味からです。

⑯不老長寿の果物:イチジク

イチジクが「不老長寿の果物」と呼ばれる理由は、非常に栄養価が高いことを意味しています。イチジクには美容や老化防止効果の高いポリフェノールや、便秘解消など整腸作用が期待できる水溶性食物繊維のペクチンなどが含まれ、多くの効能があることが別名の由来です。

⑰森の宝石:トリュフ

トリュフは世界三大珍味としても広く知られていますが「森の宝石」という別名もあります。フランス料理の香り付けとして定番ですが、とても希少価値が高く高価なものだと数万円といった高値で取引されることがある食材です。森の宝石と呼ばれる理由は、トリュフの高い希少性を意味することが由来してます。

(*トリュフについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

トリュフとは?黒と白で値段・匂いに違いある?探し方や香りを手軽に体験する方法も紹介!

食材の別名は様々!

食材には様々な別名が存在していることが分かりました。その食材の特徴や歴史の背景から表現されてることが多いため、知っておくことで更に食を楽しめるでしょう。今回取り上げた他にも別名を持つ食材があるので、気になる方は調べてみてください。

関連する記事