アボカドはどんな味?味付けのおすすめは?美味しい食べ方・レシピを紹介!
【野菜ソムリエ監修】アボカドはどんな味・食感の果物か知っていますか?美容にもいいことから注目されている果物です。今回は、アボガドの味・食感の特徴や(マグロ・エビ)など食べ合わせたい食材を紹介します。アボカドの美味しい食べ方・味付けなども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
アボカドの味・食感の特徴は?

アボカドは、サラダやサンドイッチなどのさまざまな料理に使われることが多い食材ですが、味や食感にはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは、アボカドの味・食感について紹介します。
味はあまりしないがクリーミーな舌触り
アボカドは果物に分類されますが、味はあまりなくクリーミーな舌触りが特徴的です。アボカドは別名「森のバター」とも言われるほど脂肪分が多く含まれており、濃厚な食感を楽しむことができます。味がない分、色々な調味料と相性が良く、洋風・和風など幅広くアレンジすることもできるでしょう。
ほどよく熟れたアボカドは、脂質が多いために食感はねっとりとしています。甘みも酸っぱみもなく、これといって特徴のない味ですが、不思議なことに何かと合わせることでいろいろな味を楽しめます。
わさび醤油で味つけるとトロの味?
アボカドをわさび醤油で味付けするとトロの味になると聞いたことがある方も多いかもしれませんが、これは事実です。アボカドにはほとんど味が無い一方で、とろけるような食感があるため、わさび醤油で味付けするとまるでトロを食べているかのような感覚になるでしょう。
ただし、熟していないと青臭さが際立ってしまい、トロの味がしにくいので熟したアボカドを使ってみてください。
よく熟れたアボガドをわさびと醤油につけて食べると本当にトロの味がします。信用していなかっただけに初めて食べたときにはビックリしました。本物のトロよりも食感が柔らかく、生臭さもないので、マグロの赤身が嫌いなら高価な本物のトロを食べるよりもむしろアボガドを食べた方が美味しく感じるかもしれません。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
アボカドの食べ頃は周年見かけるハス種のものは果皮が黒くなりかけて弾力がある状態の時です。ハス種以外は熟しても緑色のままか黒斑が少し出るくらいだったりするので、触ってみて柔らかくなっていたら熟しています。ただ、触りすぎは実を傷めてしまうので気をつけてください。
アボカドと食べ合わせたい食材は?

アボカドはさまざまな食材や調味料に合い、料理がしやすい果物です。また、栄養価が高い果物であることから「食べる美容液」とも言われおり、食べ合わせによって期待できる効果も多いのが特徴です。ここからは、アボカドと食べ合わせたい食材について紹介します。
①マグロ
マグロには良質なタンパク質が豊富に含まれており、体の筋肉量を増やして基礎代謝を上げることに役立ちます。一方のアボカドには、脂肪を分解する作用を持つビタミンB2が豊富に含まれるため、一緒に食べればダイエットにも効果的です。
マグロとアボカドの組み合わせは、醤油などで味付けしてもエスニック風や洋風の調味料で味付けしても美味しく仕上がるので、自分好みに調理してみてください。
②エビ
エビとアボカドは、エビの旨味がアボカドの濃厚な食感によく合うことから、タルタルソースやサラダ・パスタなどのさまざまなアレンジで楽しむことができる組み合わせです。
エビにはビタミンEが豊富に含まれていますが、アボガドの脂肪分はエビのビタミンEの吸収率を上げることに役立ちます。ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、老化の防止や血行の促進などによって生活習慣病を予防する働きを持つビタミンです。
このように、エビとアボカドの組み合わせは、美味しさだけでなく健康面でのメリットも得られる非常に良い組み合わせと言えるでしょう。
③レモン
アボカドは切ってしばらくすると茶色く変色してしまいますが、この変色はレモン汁をかけることで防ぐことができます。また、レモンと一緒に食べることでコレステロールの減少や疲労回復も促すことができ、健康増進にも効果的です。
レモンをかけることで、変色を防ぎながらさっぱりとした風味にできるので、アボカドを使った料理の仕上げにレモンをかけるのがおすすめです。
(*アボカドの変色防止について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)