タマリンドとは?味・食べ方は?栄養・効能や使い方なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】タマリンドとはどんな果物か知っていますか?今回は、タマリンドの味わい・食感や、栄養素や効果・効能に加えて、食べ方・使い方も紹介します。タマリンド(ペースト状)の<ジャム・カレー・ジュース>など活用レシピや、商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
タマリンドに含まれるビタミンC・EおよびB群は、いずれも抗酸化作用を持ち、免疫力を上げる効果がある栄養素です。熱帯地域にあたる東南アジア諸国では、タマリンドは寄生虫の感染予防やマラリア予防の民間療法に使用されています。なお、薬として使用する場合は、タマリンドの葉を煎じて飲むのが効果的なようです。
タマリンドの食べ方・使い方は?
タマリンドの栄養による効果・効能を説明しましたが、タマリンドを食べたことがない方は食べ方や使い方が良く分からない場合も多いでしょう。ここでは、タマリンドの食べ方と使い方を詳しく紹介します。
①皮をむいてそのまま食べる
新鮮なスイートタマリンドが手に入ったら、まずは皮をむいてそのまま食べるのも良いでしょう。皮の下に果肉があり、さらに果肉の中には種が入っています。種だけを先に取り出すのが難しいため、出しながら食べましょう。
②ドライフルーツにして食べる
果肉の部分を干した、ドライフルーツのタマリンドも人気があります。種が取り除かれているものもありますが、入ったままの場合もあるので購入時に確認すると良いでしょう。ドライフルーツのタマリンドはドライプルーンや干しあんずの食感に似ていて、甘くて美味しいという声が多いようです。
③ペースト状にして料理に使う
ペースト状にしたタマリンドは、独特な味わいと酸味が、料理を引き立てるアクセントになります。他に、タマリンドの粘り気を活かしてとろみ付けに使われたりするなど、タイやインドでは調味料として登場する料理が珍しくありません。
なお、日本ではタマリンドそのものは手に入りにくいものの、ペースト状のものであれば一部の店舗で手に入れることができます。インターネット通販でも入手できるので、気になる方は活用してみてください。
(*タマリンドペーストについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
タイやインドでは、タマリンドの果肉を熱湯に溶かしたペースト状のソース「チャツネ」は各家庭で作られています。カレーやスープに酸味を加える調味料として使われるのが一般的です。
タマリンド(ペースト状)の活用レシピのおすすめ
ドライフルーツや生で風味を楽しむ食べ方も良いですが、料理の味に深みを出すこともタマリンドの特徴です。ここではタマリンドのおすすめレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください。
①フィッシュカレー
日本では肉の入ったカレーが一般的ですが、こちらのレシピでは魚を使っています。スパイスとタマリンドの酸味が、相性のよいメニューになっています。