賞味期限切れはいつまで食べられる?卵・納豆など食品別の目安を紹介!
賞味期限切れの食品はいつまで食べられるか知っていますか?今回は、賞味期限切れでも安全に食べられる期間の目安を、賞味期限の定義を元に紹介します。〈アイス・キムチ〉など、賞味期限がない食品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
賞味期限がない食品もあるの?
賞味期限の表示がない食品があるのに気付いている人もいるでしょう。ここでは、賞味期限がない食品について説明します。
①アイスクリーム
アイスクリームに賞味期限はないため、袋や容器にも表示されていません。マイナス18度以下の冷凍保存下では細菌が増殖することがないため、品質劣化の危険性は極めて低く、長期間の保存でも安全に食べられるということが理由であるとされています。(※5)
(*アイスの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②韓国製のキムチ
日本のキムチと韓国のキムチの大きな違いは、製造方法です。韓国のキムチは、白菜を塩漬け・塩抜きしたあとに調味料を加えて作られた発酵食品の位置づけですが、日本のキムチの多くは、漬物と同じように塩と調味料で漬け込む方法で作られています。
韓国製のキムチに賞味期限が設けられていない理由としては、しっかりと発酵させたキムチは乳酸菌の働きにより雑菌繁殖・腐敗のリスクを最小限に抑えられる点にあると言えるでしょう。ただし、5度~10度以下で冷蔵保存するという条件が必須になります。
(*キムチの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③米
購入した米を美味しく食べるためには、保管場所や保存方法が大きく影響するため、野菜と同じ生鮮食品扱いとなっていることが米に賞味期限表示がない理由です。賞味期限の表示義務はありませんが、精米後の米は時間経過に伴い酸化が進み、いわゆる「古米臭」や風味の劣化を起こすため購入後は早めに食べきるのがおすすめです。
(*米の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
賞味期限切れでも食べられる場合はある!
今回は、賞味期限の定義や賞味期限切れはいつまで食べられるのか、賞味期限のない食品などについて解説しました。昨今、フードロスという言葉を耳にすることも多くなりましたが、賞味期限や消費期限の知識を身につけて安全で無駄のない食生活を送りましょう。