いちじくの漢字は「無花果」と「映日果」!語源・由来や豆知識など紹介!
いちじくは漢字でどう書くか知っていますか?今回は、いちじくの漢字<無花果・映日果>の由来や、「いちじく」の名前の語源について紹介します。いちじくのが「不老不死の果物」と言われる理由なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
いちじくが「不老不死の果物」と言われる理由
いちじくは古代ローマでは「不老不死の果実」と呼ばれて大切に栽培されてきましたが、これはいちじくの栄養価と薬効が高いことが理由です。中でも水溶性の食物繊維であるペクチンを多く含むため、便秘や下痢に効果があります。また、丈夫な骨や血を作るカルシウムや鉄などのミネラルもバランスよく含んでいます。
さらに、いちじく特有の栄養素としてフィシンというタンパク質分解酵素を含んでおり、消化を促進させて二日酔いや胃もたれを防ぐ働きがあるのが特徴です。これ以外にも高血圧を予防したり炎症を抑える働きがあるなど、いちじくは果物として美味しさを楽しめるだけでなく、健康に良い効果ももたらします。
(*いちじくの栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
いちじくの毒性について
栄養価が高く美容や健康に良い影響があるいちじくですが、食べ方には注意が必要です。いちじくの乳白色の液体にはタンパク質分解酵素のフィシンが含まれますが、この物質に反応してかゆみが出ることがあるため、食物アレルギーがある場合は気をつけましょう。
また食べ過ぎると消化不良を起こして下痢や腹痛などの症状が出ることもあるので、生食の場合は一日4〜5個、ドライいちじくの場合は2〜3個までにしておくことをおすすめします。
(*いちじくの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
いちじくの漢字は2種類
いちじくの漢字には「無花果」「映日果」の2種類があり、いちじくという呼び方の由来は「一熟」であることを紹介しました。いちじくは不老不死の果物とも呼ばれるほど栄養価が高く、日本でもたくさん栽培されているので、美容と健康のためにぜひ食べてみてください。