葉大根とは?大根の葉と違いは?栄養価・効能〜食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】葉大根はどんな野菜か知っていますか?大根の葉と違いはあるのでしょうか?そこで今回は、葉大根の味わいや栄養価・効能のほか、選び方・保存方法なども紹介します。葉大根の美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
220μg | 150μg | 147% |
葉大根に豊富に含まれてるビタミンKは、ビタミンDと共にカルシウムの骨への沈着をサポートする栄養成分です。骨や歯の形成を促すだけでなく、骨粗しょう症を予防する効能もあります。また、出血した際に血液を凝固する作用も担っています。(※4)
④βカロテン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
4μg | - | - |
βカロテンは1日の摂取量の目安が明らかとなっていない栄養成分ですが、体内でビタミンAに変換されて抗酸化作用を発揮し、老化や病気の防止に効果を発揮します。またビタミンAは、粘膜や皮膚の健康を維持することで免疫力を向上させる効果も持つ栄養素です。ほかにも、視力の低下を予防する効能も期待できます。(※5)
⑤葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取の推奨量 | 1日の摂取量に占める割合 |
130μg | 240μg | 54% |
葉酸は細胞の生成や再生をサポートする働きがあり、厚生労働省が妊娠中や妊娠を望む女性の摂取を推奨している栄養成分です。葉酸には新陳代謝を促す働きや粘膜の健康を維持する働き、正常な赤血球を増やす効能が期待できます。(※6)
⑥カルシウム
含有量(100g) | 1日の摂取の推奨量 | 1日の摂取量に占める割合 |
170mg | 750mg | 23% |
葉大根100gに含まれているカルシウムは、牛乳の約2倍の含有量となっています。カルシウムは歯や骨の形成を促す働きや心臓や筋肉の収縮を調整する働き、神経を鎮め精神安定を促すなどの効能を持つ栄養素です。また、前述した通り葉大根にはビタミンKも含まれているため、カルシウムが吸収されやすい点もメリットです。(※7)
⑦カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
340mg | 2500mg | 14% |
葉大根にはカリウムも含まれており、体内にある余分なナトリウムと結合して排出させ、むくみを解消する効果があります。それ以外にも腸内を活性化させて体内の老廃物の排出を促す、筋肉や心筋の働きを正常化するなどの効能も期待できるミネラルです。(※8)
⑧鉄
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.4mg | 7mg | 20% |
葉大根には鉄も含まれており、その含有量はほうれん草に匹敵し、貧血予防効果が期待できます。鉄はヘモグロビンと呼ばれる血液の成分を構成し、体中に酸素を運搬する働きを担っているため、鉄が不足するとめまいなどの症状が現れます。特に女性や運動を多くする人は不足しやすいので注意しましょう。(※9)
葉大根の選び方・保存方法
葉大根の栄養成分をしっかり摂取するためには、新鮮なものと鮮度が落ちたものの違いを見分けて購入し、正しく保存することが大切です。ここでは、葉大根の選び方と鮮度を保つ保存方法を紹介します。