ペットボトルは冷凍できる?破裂の危険は?凍らせる時間や解凍のコツも解説!
ペットボトルは冷凍できるか知っていますか?今回は、普通のペットボトルを冷凍する危険性・ポイントや、冷凍専用ペットボトルを使った冷凍時間・冷凍のコツなど紹介します。〈再冷凍・炭酸飲料〉など、ペットボトル冷凍する際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ペットボトルは冷凍していい?
- 普通のペットボトルは冷凍可能?
- 普通のペットボトルを凍らせると膨張し破裂する可能性がありおすすめしない
- 普通のペットボトルを冷凍する際のポイント
- 冷凍専用のペットボトルとは?普通のと違いは?
- ペットボトルを凍らせても破裂しないよう強度がある
- ペットボトルの冷凍にかかる時間
- ペットボトルを冷凍・解凍する際の便利な豆知識
- ①濡れタオルを巻いて冷凍すると早く凍る
- ②風通しのいい場所で解凍する
- ③もみほぐしながら解凍すると味が偏りにくい
- ペットボトルを冷凍する際の注意点は?
- ①再冷凍を繰り返さない
- ②ペットボトルを立てて冷凍する
- ③炭酸飲料を冷凍しない
- 冷凍ペットボトルの活用方法も紹介
- ①保冷剤として使える
- ②熱中症対策として使える
- ③節電対策として使える
- ペットボトルを冷凍する際は気をつけて!
①濡れタオルを巻いて冷凍すると早く凍る
ペットボトルを短時間で冷凍したいときは、ペットボトルを濡れタオルで巻いた状態で冷凍庫に入れましょう。これはタオルに含まれる水分が蒸発する際にペットボトルの持つ熱を奪う性質を利用したもので、水分の蒸発時にペットボトルの温度が下がることで、より早く冷凍することができるのです。
②風通しのいい場所で解凍する
ペットボトルが固く凍り過ぎてしまい、飲みたいのになかなか解けない経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。そのような場合は直射日光に当てて熱を加えると早く解凍できると思うかもしれませんが、実はこの方法はおすすめできません。
直射日光に当てることでペットボトルの温度が急激に上がってしまい、温度変化によってペットボトルが破裂してしまう恐れがあるためです。そのため、ペットボトルを解凍する際は、風通しのいい場所に置いておくようにしましょう。
③もみほぐしながら解凍すると味が偏りにくい
お茶やジュースを凍らせて飲むと、味が薄いと感じるときもあれば、反対に濃いと感じるときもあるでしょう。凍らせた飲料は、濃い部分と薄い部分が分離してしまうことがあります。解凍するときにペットボトル全体をもみほぐすことで、味の偏りを緩和させることができます。
ペットボトルを冷凍する際の注意点は?
ペットボトルは冷凍庫に入れれば簡単に冷凍できますが、安全面や衛生面の観点から気を付けなければいけないことがあります。ここでは、ペットボトルを冷凍する際の注意点を3点紹介します。
①再冷凍を繰り返さない
冷凍専用のペットボトルは冷凍や解凍で破裂しない強度を持ちますが、1回の冷凍・解凍を想定した強度となっています。そのため、再冷凍を繰り返しても破裂しないという保証はなく、たとえ冷凍専用のペットボトルでも再冷凍を繰り返すことで破裂してしまうこともあります。
また、ペットボトルは口を直接付けて飲むため、一度使ったペットボトルには雑菌が少なからず付着していることにも注意が必要です。特に糖分を含む飲料は雑菌が繁殖しやすいため、衛生面の観点からも、ペットボトルの再利用はおすすめできません。
②ペットボトルを立てて冷凍する
ペットボトルを冷凍庫に入れるときは、立てて入れるようにしましょう。ペットボトルを倒して冷凍庫に入れると、中身がペットボトルの口先までいってしまいます。この状態で冷凍してしまうと、ペットボトルの蓋が開きにくくなったり、飲みにくくなってしまいます。
③炭酸飲料を冷凍しない
水やお茶を冷凍するのは問題ありませんが、炭酸飲料を冷凍してはいけません。炭酸飲料に付いているラベルにも、「凍らせないでください」と注記がされています。水やお茶などに比べて炭酸水は大きく膨張するため、冷凍によって破裂してしまう恐れがあります。非常に危険なので、炭酸飲料は冷凍しないようにしましょう。
(*炭酸水の冷凍は危険かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍ペットボトルの活用方法も紹介
凍らせたペットボトルは、しっかりと冷えた飲料を飲むこと以外にも活用できます。ここでは、冷凍ペットボトルの活用アイデアを3つ紹介します。