エルダーフラワーとは?効果・効能は?シロップの作り方や活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】エルダーフラワーとはどんなハーブか知っていますか?今回は、エルダーフラワーを紹介します。エルダーフラワーには体に良いとされる様々な効果・効能があります。それを効率よく摂取する方法やレシピなど、エルダーフラワーも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- エルダーフラワーとは?どんなハーブ?
- エルダーフラワーの特徴
- エルダーフラワーの花言葉
- エルダーフラワーの味わい・香り
- エルダーフラワーの効果・効能は?
- ①デトックス効果
- ②免疫力アップ
- ③粘膜の浄化
- ④抗酸化作用
- ⑤リラックス効果
- ⑥収れん作用
- エルダーフラワーの取り入れ方は?
- ①エルダーフラワーシロップ
- ②エルダーフラワーのハーブティー
- エルダーフラワーシロップの活用レシピ
- ①エルダーフラワーのケーキ
- ②エルダーフラワー入りヘルシービスケット
- ③エルダーフラワーのアップルパイ
- ④エルダーフラワーとイチゴのゼリー
- エルダーフラワーの副作用など注意点は?
- ①取り過ぎると嘔吐・下痢をする可能性がある
- ②妊婦禁忌とはされていない
- エルダーフラワーを取り入れてみよう
④抗酸化作用
エルダーフラワーに含まれるフラボノイドには強力な抗酸化作用があり、あらゆる老化防止に効果が見込めます。肌のシミやシワを防いでくれるので、肌の若さを保てます。また、細胞を若く保つ働きもあるので、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果が期待できます。
⑤リラックス効果
エルダーフラワーのマスカットのような優しい甘い香りは、神経の高ぶりを抑える効能があり、不安や憂鬱な気分を取り除いてリラックスさせてくれます。安眠効果も期待できるので、寝つきが良くない人や深く眠れない人はエルダーフラワーのハーブティーを寝る前に飲むのがおすすめです。
⑥収れん作用
エルダーフラワーのエキスには止血や鎮痛、防腐などの収れん作用があるため、肌に直接つけることで切り傷や日焼けなどを治す効果もあります。エルダーフラワーのエキスを抽出した液体やエキスの入った軟膏を作っておけば、傷などの外用薬になるほか、肌を美しく保つため化粧品にすることもできます。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
様々な働きが期待できるエルダーフラワーはメディカルハーブとして古来より用いられており、欧米では粘膜の炎症を鎮めてくれることからインフルエンザの特効薬と呼ばれることもあるようです。
エルダーフラワーの取り入れ方は?
エルダーフラワーの効果・効能を効率よく取り入れる方法を紹介します。色々な取り入れ方があるので、ぜひお気に入りの方法で試してみてください。
①エルダーフラワーシロップ
シロップはエルダーフラワーの抽出エキスに砂糖を混ぜたもので、コーディアルともいいます。エルダーフラワーの味が苦手な人も飲みやすく、シロップを5~6倍の炭酸水で割れば、爽やかでジュースのような感覚で飲めるでしょう。
②エルダーフラワーのハーブティー
エルダーフラワーのハーブティーは、お湯を注ぐだけでその効果・効能を簡単に得ることができます。香りが良く、ほんのり甘いエルダーフラワーのハーブティーは、リラックスしたい時や、体調が思わしくないと感じた時におすすめです。熱いまま飲めば、発汗作用をすぐに感じることができ、体も温まります。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
コーディアルは元々ハーブをアルコールで漬けた飲み物でしたが、イギリスのハーバリストたちによりハーブのノンアルコール飲料として変化しました。エルダーフラワーのコーディアルは主に初夏に収穫した花をレモンなどと合わせたシロップに漬けたものになります。