桃の賞味期限・日持ちはどれくらい?冷蔵庫・常温など保存法別に紹介!
【清野ファーム監修】桃の賞味期限・日持ち期間はどれくらいか知っていますか?実は、熟し具合や品種によって変わります。今回は、桃の〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存方法別の賞味期限・日持ち期間や、腐って食べられない場合の特徴を紹介します。桃の日持ちする保存方法や期限内に使い切るレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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桃の賞味期限・日持ち期間って?
桃といえばジューシーな味わいと甘い香りが楽しめる果物です。意外と知らない桃の賞味期限や、日持ちする期間を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
①桃の熟し具合・食べ頃か否かで変わる
食べ頃の桃の特徴は以下の通りです。
・甘い香りがする
・皮が乳白色(黄色っぽさのある白)である
・触ると柔らかい感じがする
上記のようにすでに熟して食べ頃である桃の場合は、日持ちする期間はおよそ3日程度になります。まだ熟していない桃だと、1~2日常温で保存して追熟を待つのがおすすめです。そのため熟している桃と、まだ熟していない桃だと日持ちする期間も異なってきます。
(*桃の食べ頃について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②桃の品種によって変わる
桃の日持ちする品種、しない品種は以下の通りです。
【日持ちする桃】
・あかつき
・川中島白桃
・ゆうぞら
【日持ちしない桃】
・清水白桃
現在、桃は品種改良や交配を繰り返し100を超える種類がありますが、その品種によっても日持ちする期間が変わります。果肉自体が硬めの品種は比較的日持ちするようです。逆に果肉が柔らかめの品種は、硬めの品種の桃と比べると少し傷みやすい傾向にあります。
完熟後の桃の賞味期限はどれくらい?
桃の賞味期限が熟し具合や品種によって変わることがわかりました。ここでは熟した桃が保存方法によって、どのくらい賞味期限が違うのか紹介します。
①常温保存の場合:約2~3日
桃は果汁をたっぷり含んだ果肉が魅力なので、水分を奪わない常温での保存がおすすめです。熟した桃は自身の重みでつぶれてきてしまうため、フルーツキャップやネットを付けましょう。そしてそれをひとつひとつ新聞紙に包んで、風通しが良い直射日光が当たらない場所で保存すれば約2~3日は日持ちします。
②冷蔵保存の場合:約4~5日
冷蔵庫で保存する際は、カットせずに皮がついたままラップで包みビニール袋に入れておくと、冷蔵庫内での桃の乾燥を防ぐことが出来ます。冷蔵保存していると、甘みはどんどん失われていきますが約4~5日は日持ちします。
③冷凍保存の場合:約1ヶ月
桃は皮を剥いたりカットしてしまうと、味がすぐに劣化していくので冷凍保存をしましょう。冷凍で保存すると約1ヶ月は日持ちするので、すぐに食べられないときは便利です。しかし完全に解凍するとベチャっとした状態になってしまい、桃本来のジューシーさは味わえません。そのため半解凍で食べるか、シャーベットやスムージーとして活用するのがおすすめです。
清野慶明
清野ファーム
桃はかなり個人の好みが反映されます。硬い桃が好きな人もいれば、とても柔らかい桃が好きな人もいます。 そのため「消費期限は腐るまで」「賞味期限は個人の好み」とも言えます。好みに応じた賞味期限で、消費期限内にお召し上がりください。