とろろの賞味期限はどれくらい?腐った時の見分け方や保存で日持ちさせるコツも紹介!
とろろの賞味期限・日持ち期間はどれくらいか知っていますか?今回は、とろろの〈市販・手作り〉別の賞味期限や、賞味期限切れがいつまで食べられるのかなど紹介します。とろろの腐って食べられない場合の見分け方や、日持ちする保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
賞味期限切れのとろろは腐っていなければ食べることができますが、とろろは腐ると見た目や臭い、味に変化が表れます。下記は、腐った状態のとろろの特徴です。
・カビが生えている
・茶色っぽい色に変色している
・変な臭いがする
・酸っぱい味がする
色が変わって変な臭いがしてきたら、基本的に食べられません。酸化し始めてピンク色に変色している場合は食べても問題はありませんが、早めに食べるようにして下さい。
アクが強いとろろを食べるとピリピリとすることがありますが、これはシュウ酸カルシウムが原因で食べても問題ありません。ただし、酸っぱく感じる場合は雑菌が繁殖して腐っている可能性が高いため、食べない方が良いでしょう。
余ったとろろの日持ちする保存方法は?
使いきれずに余ったとろろは傷みやすいので、正しい方法で保存することが大切です。ここでは、余ったとろろを日持ちさせる方法を冷蔵・冷凍の保存方法別に紹介します。
①2〜3日以内に食べる場合は冷蔵保存でOK
余ったとろろは2~3日以内に食べるのであれば冷蔵保存が可能です。余ったとろろを冷蔵庫で保存する手順は、下記の通りです。
①余ったとろろに酢を少し混ぜる
②密閉できるタッパーや保存袋に入れる
③冷蔵庫に入れる
すり下ろした段階で空気に触れて酸化は始まっているので、酢を少し混ぜておくことで変色や食べた時のピリピリした食感を防ぐことができます。保存の際は空気に触れないように密閉できるタッパーや保存袋に入れて冷蔵保存します。保存期限は2日〜3日ですが、保存期間が長くなるにつれて風味や味が落ちてしまうので、なるべく早く食べきるようにしましょう。
②長期保存したい場合は冷凍保存する
長期保存したい場合は以下の手順で冷凍保存しましょう。
①余ったとろろに酢を加える
②小さめの冷凍用保存袋に1食分ずつ入れる
③薄く平らに伸ばし、空気を抜く
④金属トレイにのせて急速冷凍させる
余ったとろろには、変色予防のため酢を少しだけ混ぜ合わせておいて下さい。保存袋に入れる際は、とろろを薄く平らに伸ばして袋内の空気を抜くと酸化が防げます。なお、解凍と再冷凍を繰り返すと風味が落ちるので、一回で使い切れる量に小分けして保存しましょう。
また、熱伝導率の高い金属トレーに乗せて冷凍することで、すばやく冷凍されて美味しさを保つことができます。こうして保存した冷凍のとろろの賞味期限は約1か月程度が目安です。長く冷凍保存するほど冷凍焼けを起こして味や風味は落ちていくので、できるだけ早めに食べることをおすすめします。
(*とろろの冷凍保存や賞味期限、解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
とろろを賞味期限内に使い切るレシピ
とろろはごはんの上にかけてとろろごはんにしたり、蕎麦にかけたりするのが一般的な食べ方ですが、保存しておけばそれ以外にも様々なメニューに使えます。紹介するレシピを参考にして、とろろを賞味期限内に使い切りましょう。
①出汁のとろろご飯
すり下ろした長芋に出汁を少しずつ加えてのばすだけと、とても簡単に作ることができるとろろご飯です。出汁の旨味がすりおろした長芋の味を引き立て、ご飯によく合います。ふわっとした口当たりで食欲のない時にもおすすめの一品です。
②長いもと豆腐のとろとろ焼き
とろとろの食感が楽しめる、ヘルシーでありながらボリュームのあるグラタンのような仕上がりの一品です。チーズの量は好みで構いませんが、たっぷり乗せるのがおすすめです。