ゆずの収穫の時期・仕方は?食べ頃の見分け方や保存方法も紹介!
ゆずの収穫時期はいつか知っていますか?今回は、ゆずの収穫時期を〈黄玉・青玉〉別や栽培方法別に、ゆずの収穫の仕方を紹介します。収穫後のゆずの保存方法やレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。これを機に、ゆずについて詳しくなりましょう。
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- ゆずの収穫時期はいつ?食べ頃の見分け方は?
- ゆずの植え付け〜収穫までのサイクルを見てみよう
- ①黄ゆず(黄玉)の収穫時期は11月~12月頃
- ②青ゆず(青玉)の収穫時期は栽培方法で分かれる
- ゆずの収穫の仕方は?
- ゆずを収穫する方法・手順
- ゆずを収穫する際の注意点と対処法
- ゆずを収穫後の保管方法・注意点は?
- ①重ねて保管しない
- ②腐ったゆずは取り分ける
- 収穫したゆずの日持ちする保存方法・賞味期限は?
- ①常温で保存する場合
- ②冷蔵で保存する場合
- ③冷凍で保存する場合
- ④ドライで保存する場合
- ゆずの保存食レシピのおすすめ
- ①ゆずのマーマレード
- ②ゆず大根
- ③ゆずの甘露煮
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- ゆずを収穫したら正しく保存しよう
ゆずの収穫時期はいつ?食べ頃の見分け方は?
実を食べるだけで無く皮も香りづけに使えるゆずですが、収穫時期はいつなのでしょうか。ここでは、収穫まで3年かかると言われているゆずの植えつけから収穫までのサイクルや種類による収穫時期の違いについても紹介します。
ゆずの植え付け〜収穫までのサイクルを見てみよう
ゆずの植え付けから収穫までは下記のようなサイクルを経ています。
・植え付け
・開花
・追肥
・収穫
植え付けは3月~4月が最適と言われていますが、6月までは実施して良いようです。日当たりの良い場所に置いておくことで成長が促進されます。その後、5月~7月にかけて、白い可愛らしい花を咲かせます。この頃から少しづつ追肥をすることで、中身の詰まった美味しい実を作ることが可能です。
皮が青い状態のゆずを収穫したければ7月~10月、黄色い皮のゆずであれば、11月~12月頃に収穫するのが一つのサイクルと言えるでしょう。
①黄ゆず(黄玉)の収穫時期は11月~12月頃
皮の黄色いゆずは11月~12月に収穫となります。食べ頃のゆずは下記のような特徴があるので覚えておくとよいでしょう。
・皮にハリがあり、実がぶよぶよしていない
・良い香りがしている
・ヘタの部分の切り口が茶色になっていない
一般的には、霜にあたると苦みが出てしまうため霜が降りる前に収穫します。ただし、一部の地域では霜ふりゆずと呼ばれるあえて霜が降りた後に収穫するゆずもあり、こちらの場合は実では無く皮に甘みが出ると言われています。
②青ゆず(青玉)の収穫時期は栽培方法で分かれる
青ゆず(青玉)の収穫時期は栽培方法で以下のように分かれ、食べ頃の青ゆずには下記のような特徴があります。
【収穫時期】
・露地栽培:7~10月
・ハウス栽培:4~9月
【特徴】
・皮の緑色が濃い
・皮にハリや艶がある
・よい香りがする
青ゆずは花を咲かせて実が黄色くなる前に収穫するゆずの事です。露地栽培に比べてハウス栽培の方が収穫時期が少し早く、4月~6月頃に収穫出来る場合もあります。香りが良いのと、爽やかな酸味が青ゆずの特徴であり、果汁をポン酢にしたり皮をゆずこしょうにしたりして楽しまれる事も多いです。
(*ゆずの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ゆずの収穫の仕方は?
青ゆずと黄ゆず、それぞれの収穫時期は理解できましたが、具体的にどのように収穫を行うのでしょうか。具体的な方法や手順だけでなく、ゆずを収穫する際に注意しなければいけないトゲなどについても説明します。
ゆずを収穫する方法・手順
ゆずを収穫する際は下記の方法・手順で実施します。
・ハサミを用いてゆずの果実を切り落とす
・ヘタより上についている枝やトゲを取る
・重ならないように箱などに入れる
ゆずは木の全長が5mに及ぶこともあり、実が自分の手で取れない場合もあります。高い所になっているゆずを収穫する際は一つ一つ手や高枝ばさみなどを用いて枝から切り落としますが、この時なるべく切る枝は短くした方がよいです。
その後、ヘタと実だけになるようにトゲなどを取り除くのもポイントです。このようにすることで、皮に傷がつかず、見た目もよいゆずが収穫できます。ゆずは重みがあるため、なるべく重ねることなく互い違いに箱などに入れていくと良いでしょう。
ゆずを収穫する際の注意点と対処法
出典: @lofihip_hop
ゆずの木にはとても鋭いトゲがついているのが特徴です。このトゲは非常に頑丈で刺さると危なく、実の回りに沢山ついています。このため収穫の際には自分の手はもちろん、ゆず自体も傷つけないようにトゲに細心の注意を払う必要があります。ゆずを収穫する際には、必ず丈夫で手袋を付けた上で実施しましょう。
また小さな子供が一人で収穫するのは非常に危険なので、親が実施するか親の監視下で行って下さい。