カレーをドロドロにする作り方は?サラサラ・水っぽい時にとろみ付けするコツを紹介!
カレーがサラサラで水っぽくなったことがありませんか?今回は、水っぽいサラサラなカレーになる原因や、ドロドロにする・とろみをつける作り方を紹介します。ドロドロすぎる場合の対処法や、サラサラなカレーのリメイクレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- カレーがサラサラで水っぽい…
- カレーがサラサラで水っぽくなる原因は?
- ①ルーを入れた後によく加熱していない
- ②アミラーゼを含む食材・調味料を入れている
- ③火を消さずにルーを溶かしている
- ④カレー粉を使っている
- ⑤水分の多い具材を入れている
- カレーをドロドロにする・とろみをつける作り方とコツ
- ①水溶き片栗粉を入れる
- ②水溶き小麦粉を入れる
- ③じゃがいものすりおろしを入れる
- ④加熱を十分にして水分を飛ばす
- ⑤チーズを入れる
- ⑥牛すじを入れる
- ⑦粘り気のある野菜や果物を入れる
- ⑧ブールマニエを入れる
- ⑨はちみつを入れて煮込む
- ⑩蓋をせずに煮込む
- ⑩75℃以上で20分以上煮込む
- カレーがドロドロすぎる場合の対処法は?サラサラにできる?
- カレーに野菜ジュースを入れて調整する
- ドロドロなカレーの作り方・レシピ
- 材料
- 作り方・手順
- カレーがサラサラな場合のリメイク方法も紹介!
- ①カレードリア
- ②カレーパスタ
- ③カレーうどん
- サラサラな水っぽいカレーを回避しよう!
ブールマニエはフランス料理でとろみをつけるために使われる、小麦粉とバターを練り合わせたものですが、カレーに入れるとダマにならずに上手にとろみをつけることができます。レンジなどで温めて柔らかくしたバターに同量の小麦粉を加えて混ぜるとブールマニエが出来上がりますが、少しカレーの煮汁を入れながら伸ばしてから加えるのがコツです。
ただしカロリーの高いカレーにさらにバターと小麦粉が加わるので、カロリーを気にしている人や糖質制限中の人は違う方法が良いでしょう。
⑨はちみつを入れて煮込む
はちみつはそれ自体にとろみがあるため、使い方によってはカレーのとろみ付けに活用できます。はちみつでとろみをつけたい場合は、ルーを入れる前にはちみつを加え、良く煮込むことがポイントです。前述した通りアミラーゼを含んでいるため、仕上げにはちみつを加えるとサラサラになってしまうことに注意しましょう。
⑩蓋をせずに煮込む
カレーをドロドロにしたい場合は、煮込む時に水分をある程度飛ばす必要があります。蓋をぴったり閉めたままだと本来蒸発すべき水分が飛ばずに鍋の中に戻ってしまうので、少しずらすして煮込むか、あらかじめ水分量を少し減らして煮込みましょう。
⑩75℃以上で20分以上煮込む
カレーがサラサラになる原因の一つにアミラーゼの作用がありますが、アミラーゼは75℃以上で20分以上加熱することでその働きが無くなります。したがって味噌、醤油などのアミラーゼを含む調味料を隠し味に加えたい場合も、ルーを入れる前に煮込んでおけばドロドロの仕上がりにすることが可能です。
温度を測るのが難しい場合は、グツグツと沸騰した状態で焦げ付かないようにお玉でかき混ぜながら弱火で煮込むと良いでしょう。なお、人の唾液にもアミラーゼは含まれているので、味見をしたお玉やスプーンをそのまま鍋に戻さないように気を付けてください。
(*カレーの煮込み時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カレーがドロドロすぎる場合の対処法は?サラサラにできる?
カレーがサラサラで水っぽい場合の対処法はわかりましたが、逆にドロドロすぎた場合はどうしたらいいのでしょうか。次はドロドロすぎるカレーをサラサラにする方法について紹介します。
カレーに野菜ジュースを入れて調整する
カレーがドロドロになり過ぎた場合はつい水を入れてしまうことが多いかもしれませんが、これだと水っぽい味になるので美味しくありません。そこでトマトジュースや甘くない野菜ジュースを入れて調節することで、旨味を加えながらほどよく水分も追加することができるので、美味しいカレーに仕上げることができます。
ドロドロなカレーの作り方・レシピ
ドロドロの食感のカレーは、どのようにすれば作ることができるのでしょうか。次はドロドロで濃厚なカレーの作り方やレシピを紹介します。
材料
カレールー/半箱(4皿分)
豚こま切れ肉/300g
玉ねぎ/2個
人参/小2本
じゃがいも/2個
コンソメ顆粒/小さじ1