赤ピーマンとは?パプリカと違いある?栄養価・効能や食べ方のおすすめも紹介!
赤ピーマンはどんな野菜か知っていますか?緑ピーマン・赤パプリカとどんな違いがあるのでしょうか?今回は、赤ピーマンの正体や、〈味わい・旬・値段・カロリー・栄養価〉など特徴を緑ピーマンと比較して紹介します。赤ピーマンの効能や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
(*ピーマンとパプリカの日持ちについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
④カロリー・栄養価
栄養素 | 含有量 |
ビタミンC | 170mg |
ビタミンE | 4.3mg |
β-カロテン | 1100μg |
食物繊維 | 1.6g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は、赤ピーマンの100gあたりの栄養価を表したものです。赤ピーマンのカロリーは、100gあたり30kcalとなっています。赤ピーマンは完熟させてから収穫していることから、緑ピーマンと比べると栄養素の含有量が高いのが特徴です。
(*ピーマンとパプリカのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
赤ピーマンの栄養素の効能は?
赤ピーマンは、緑ピーマンより栄養豊富であると説明しましたが、どのような効能があるのでしょうか。ここからは、赤ピーマンに含まれる栄養素ごとに詳しく紹介します。
①ビタミンC
赤ピーマンは緑ピーマンの約2倍のビタミンCを含んでいます。ビタミンCは、メラニンの生成を抑えシミの予防やできてしまったシミを薄くするなど美肌効果があります。ビタミンCは水に溶ける性質があり、長時間水にさらすと栄養素が失われてしまうので手早く洗って調理しましょう。(※2)
②β-カロテン
β-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれており、赤ピーマンにも含まれています。β-カロテンは、体内に入るとビタミンAに変換されるのが特徴です。β-カロテンは抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり免疫力を高めたりと重要な働きをしています。(※3)
③ビタミンE
赤ピーマンのビタミンEの含有量は、緑ピーマンの約5倍にもなります。ビタミンEにも強い抗酸化作用があり、体の老化を遅らせる働きがあります。他にも、動脈硬化を予防したりシミやしわの予防をしたりとさまざまな効果が期待できる栄養素です。脂溶性ビタミンなので、油を使う料理で効率よく摂取できます。(※4)