お弁当を夜に作るのは衛生的に大丈夫?夏場は危険?腐らせないコツを解説!
お弁当はいつ作っていますか?夜に作るのは衛生的に大丈夫でしょうか?今回は、お弁当を夜に作るメリット・デメリットや、作る際の衛生面でのポイントを紹介します。夏場など、夜に作ったお弁当を腐らせないコツや、作り置きに向いているおかずのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- お弁当を夜に作るのは衛生的に大丈夫?
- お弁当を夜に作るメリット・デメリット
- お弁当を夜に作るメリット
- お弁当を夜に作るデメリット
- お弁当を夜に作る際の衛生面でのポイントは?
- ①腐りやすいおかず・ソースは避ける
- ②しっかり加熱し火を通す
- ③清潔な手でお弁当を詰める
- ④ご飯は粗熱をとってお弁当に詰める
- ⑤保温ジャーの場合は朝詰める
- ⑥味付けを濃い目にする
- ⑦防腐効果のある食材を入れる
- 夜に作ったお弁当を腐らせないコツは?夏場は要注意?
- ①夏場は冷蔵庫で保存する
- ②冬場は常温保存でも良いが暖房に気をつける
- ③持ち運びには保冷剤を入れる
- ④持っていく朝に温める&冷まして詰める
- ⑤抗菌グッズを一緒に入れる
- ⑥冷凍食品を凍ったまま詰める
- 夜に作るお弁当向きなおかずの作り置きレシピ
- ①れんこんのきんぴら
- ②鶏ごぼう
- ③さつまいもの蜂蜜レモン煮
- お弁当を夜に作る際は腐らないように注意!
夜のうちにお弁当箱にご飯まで詰めてから保存しようと考えているなら、必ず粗熱をとってから入れましょう。これは温かいご飯をお弁当箱に詰めて蓋をすると、水滴が発生するからです。この水滴は細菌が繁殖しやすい環境なので、食中毒のリスクが高まってしまいます。
⑤保温ジャーの場合は朝詰める
保温ジャータイプのお弁当箱は、ご飯やおかずを冷まさないだけでなく、細菌が繁殖する温度まで下げない働きも持っています。そのため夜のうちにおかずやご飯を用意しておき、朝に電子レンジで加熱したものを容器に詰めることで、温度を保ちながら食中毒を抑えられるのでおすすめです。
⑥味付けを濃い目にする
夜のうちにお弁当を用意しておきたいなら、おかずの味付けを濃い目にしておきましょう。おせち料理なども濃い味のものが多いですが、これはしっかり味付けすることによって、細菌が繁殖しにくくなるからです。またおかずは時間の経過とともに風味が落ちるものですが、濃い味にしておくと食べやすさを維持できます。
⑦防腐効果のある食材を入れる
食中毒のリスクを下げる方法の1つに、防腐効果のある食材を入れておくことがあります。日の丸弁当に象徴される梅干しを筆頭に、大葉や酢、生姜、カレー粉、わさび、辛子などは防腐効果が高いです。こうした食材を活用したメニューを入れておくと、美味しくて細菌が繫殖することも抑制できるので一石二鳥です。
(*お弁当を前日に詰めるときの注意点について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
夜に作ったお弁当を腐らせないコツは?夏場は要注意?
お弁当を作る際に衛生面に配慮するだけでは、食中毒のリスクを完全になくすことはできません。出来上がったお弁当の保存や持ち歩き方にも、腐りにくくするためのポイントがあるのです。ここでは、夜に作ったお弁当を腐らせないコツを6つ紹介します。
①夏場は冷蔵庫で保存する
夜作ったお弁当は冷蔵庫で保存するのが基本ですが、特に夏場はそれを徹底しましょう。どんなに作る際に衛生面に配慮しても、細菌の混入を全く無くすことは不可能です。そのため夏場に常温保存しているご飯やおかずは、作る際に混入した細菌が繁殖しやすいため朝までに傷む可能性が高いです。
食中毒菌は部屋の温度が25℃を超えると繁殖力が高まるので、季節を問わず注意してください。
②冬場は常温保存でも良いが暖房に気をつける
冬場は室温が低くなることが多く、冷蔵庫と同じ程度の温度になる場合もあるので、夜に作ったお弁当を常温保存しても問題がないケースもあります。しかし気温が低い冬場でも、暖房器具を使用していれば部屋の温度は高くなります。そのため、お弁当を置いておく場所の温度が問題ないかを、必ず確認するようにしましょう。
③持ち運びには保冷剤を入れる
夏場は気温や部屋の温度が高い時間帯にお弁当を常温で持ち歩くことになるため、食中毒が起こるリスクが高いです。そのため夏場にお弁当を持ち歩く際には、保冷バックを一緒にいれることをおすすめします。わざわざ保冷剤を購入しなくても、ペットボトルの水やお茶を冷凍庫で凍らせておき、一緒に入れておくと同じ効果があります。