作り置きは一週間で腐る?日持ちさせる保存法や調理のコツを紹介!
作り置きは一週間で腐るのでしょうか?なるべく日持ちさせたいですよね。今回は、作り置きして一週間は日持ちさせる調理のコツや保存方法にくわえ、作り置きOK・NGな食材・おかずを紹介します。作り置きした食材が腐ったときの見分け方やキャベツなどを使った一週間日持ちする作り置きレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 作り置きは一週間で腐る?日持ちする?
- 作り置きして腐りやすい・腐りにくいおかずや食材とは?
- 作り置きで腐りやすい食材の特徴と例
- 作り置きで腐りにくい食材の特徴と例
- 作り置きして一週間は日持ちさせる調理のコツ
- ①しっかり加熱する
- ②殺菌効果のある食材を一緒に使う
- ③塩分を多めに使う
- ④腐敗の原因である水分を避ける
- ⑤清潔な調理器具や保存容器を使う
- 作り置きしても一週間日持ちさせる腐りにくい保存方法は?
- ①なるべく冷凍庫で保存する
- ②完全に冷めてから保存する
- ③空気に触れないように密閉容器を使う
- ④平にしてムラなく凍らせる
- ⑤作り置きした日付を書く
- 作り置きしたおかずが腐ったらどうなる?見分け方は?
- 一週間日持ちする作り置きレシピ紹介
- ①コールスローサラダ
- ②牛肉のしぐれ煮
- 作り置き料理を一週間腐らせることなく日持ちさせよう
作り置きのおかずを腐ることなく一週間ほど保存したい場合は、醤油や塩を多めに使うようにしましょう。食材に塩を加えるとその浸透作用により、水分が排出されます。食材に水分が残っていると腐るリスクが高まるので、理に適った方法です。この原理は漬物など保存食の作り方として、日本では古くから日常的に使われています。
④腐敗の原因である水分を避ける
作り置きのおかずを一週間日持ちさせたいなら、腐る原因となる水分が少ない料理を作るのもおすすめです。汁気の少ない料理を作って保存すると、腐るリスクを軽減できます。きんぴらや佃煮は調理中に食材の水分が抜けるので、長期間の保存に向いているおかずです。
⑤清潔な調理器具や保存容器を使う
作り置きのおかずを一週間美味しく食べたいなら、殺菌済みの清潔な調理器具や保存容器を使いましょう。これは、食中毒の原因となる菌やウイルスは、調理器具や保存容器にも付着しているからです。
作り置きのおかずを保存する前には、調理器具や容器をアルコールや煮沸などで殺菌するのが基本です。特に食中毒菌が繁殖しやすい夏は注意が必要なので、殺菌を徹底するようにしてください。
作り置きしても一週間日持ちさせる腐りにくい保存方法は?
食材や調理法にこだわった作り置きのおかずを一週間日持ちさせるためには、保存方法にも配慮が必要です。正しい方法で保存しておくと、食材が腐るリスクも軽減できます。ここでは腐ることなく、作り置きを一週間保存させる方法を紹介します。
①なるべく冷凍庫で保存する
すぐに食べない作り置きのおかずは、なるべく冷凍庫で保存しましょう。冷蔵保存した作り置きのおかずを安心して食べられる目安は2~3日ですが、冷凍すると確実に一週間持たせることができます。しかし、水分量が多い食材など冷凍保存に向かないものもあるので、その場合は冷蔵庫に入れて早めに食べきることをおすすめします。
②完全に冷めてから保存する
作り置きのおかずを冷蔵または冷凍する場合は、完全に冷めてから保存するのが鉄則です。これは、食中毒の原因となるウイルスや細菌は20~40度で急速に増殖するからです。このため、作り置きのおかずを容器に入れたら氷を敷き詰めたボウルにのせ、粗熱をとってから冷蔵庫や冷凍庫で保存するようにしましょう。
③空気に触れないように密閉容器を使う
作り置きのおかずを腐ることなく日持ちさせたいなら、密閉できる蓋つき容器やジッパーのついた保存袋に入れるのが基本です。空気に触れると雑菌が付着するだけではなく、繁殖する原因となります。作り置きのおかずを食べる際にお皿に取り分けた後も、きちんと密閉してから保存する習慣をつけましょう。
④平にしてムラなく凍らせる
作り置きのおかずを冷凍する際には、平らにしてムラなく凍らせることも大事なポイントです。作り置きのおかずを平らにしておくと、冷凍あるいは解凍する際に熱の出入りが均一になります。また、食材を冷凍する際には、凍るまでの時間が短ければ短いほど美味しい状態で保存できます。
⑤作り置きした日付を書く
作り置きのおかずが腐るのを防ぐためにも、冷蔵や冷凍する際には容器にテープを張るなど、日付を書く習慣をつけましょう。この習慣をつけると食材の食べ忘れや腐るリスクを軽減し、料理が美味しく安全なうちに食べきれます。また、小松菜とほうれん草など似ている食材もあわせてメモしておくと、見分けがつきやすくて便利です。