卵を常温に戻す理由は?時間は何分?一晩はNG?早く時短する方法も紹介!
卵を常温に戻す理由を知っていますか?レンジを使うことはできるのでしょうか?今回は、卵を常温に戻す<理由・意味>や、時間はどのくらいかかるかを<水を使った早く常温に戻す時短方法>などとともに紹介します。卵を常温に戻す時に1晩放置しても大丈夫なのかや、サルモネラ菌の危険性なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 卵を常温に戻す理由は何?時間は何分?
- 卵を常温に戻す理由・意味は?
- 卵を常温に戻すのは「お菓子作りで材料とよく混ざるようにする」ため
- ちなみに「ゆで卵」を作る時にも卵を常温に戻すのがおすすめ
- 卵を常温に戻す方法は?時間はどのくらい?
- ①夏の場合|室温で30分程度
- ②冬の場合|室温で1時間程度
- 卵を常温に戻す時に一晩放置しても基本的に腐ることはない
- 卵を常温に戻す時にレンジは使用可能?
- 卵を常温に戻すときにレンジを使うのはNG
- 卵をレンジを使わずにより常温に早くに戻す方法は?
- 卵をお湯・水に入れて常温に戻すのがおすすめ
- 溶き卵を常温に戻す時は湯煎しよう
- 卵を常温に戻す時の注意点は?
- 卵を常温に戻した後に冷蔵庫に入れるのはNG
- 卵は調理前に常温に戻すようにしよう
卵を常温に戻す時に一晩放置しても、基本的に腐ることはありません。スーパーの店頭でも卵を常温で販売していることはよくあります。実際に卵は常温保存が可能であり、温度が一定に保たれている場所であれば傷むことはありません。
超猫人(ちょう・ねこじん)
@chaomaoren
今朝は例によって納豆なんだが、卵を常温に戻すため、一晩ほったらかしといた。
先ほど出来た納豆の味見をしたら抜群だった。
(*卵は常温保存で大丈夫かについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
卵を常温に戻す時にレンジは使用可能?
手早く卵を常温に戻したい時に、電子レンジの活用を思いつく人もいそうです。しかし電子レンジは加熱温度が高いので、本当に活用して大丈夫かと疑問が残ります。ここでは卵を常温に戻すにあたり、電子レンジの使用は可能化について説明します。
卵を常温に戻すときにレンジを使うのはNG
電子レンジはマイクロ波により、食材の内側から加熱する仕組みになっています。生卵を電子レンジに入れると中心部の黄身がまず加熱され、殻の中で内圧が高まってしまいます。さらに加熱すると膨張した黄身が白身と殻を押し破ってしまい、外気に触れて急に減圧されることで水蒸気爆発を起こします。卵を常温に戻す目的で、電子レンジを使うのはやめましょう。
(*電子レンジで生卵が爆発する理由について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
卵をレンジを使わずにより常温に早くに戻す方法は?
卵を室温に置いて常温に戻す時間がない時もあり、電子レンジを使わずにできる方法があればと思う人もいそうです。そうした場合は、卵を傷めることなく常温に戻す方法を実践する方がよいでしょう。ここでは、卵をより早く常温に戻す方法を紹介します。
卵をお湯・水に入れて常温に戻すのがおすすめ
卵を短時間で常温に戻したい時には、お湯または水に入れることをおすすめします。これは空気より水の方が熱伝導率がよいことが理由です。ボウルに卵を入れて水を張り、流水あるいは40度程度のお湯に浸けます。流水の場合は5~6分、ぬるま湯の場合は10~20分で常温に戻ります。
水を張ったボウルに熱湯をくわえて温度調整する際には、卵にお湯がかからないよう注意しましょう。
溶き卵を常温に戻す時は湯煎しよう
溶き卵を常温に戻したい時には、50度程度のお湯で湯煎するのが基本です。ステンレスのボウルに溶き卵を入れ、5~10分湯煎すると常温に戻ります。お湯の温度が高すぎると、ボウルの中の卵が固まり始めてしまいます。溶き卵を湯煎する際は熱が入り過ぎないよう、側で見ておくようにしましょう。
卵を常温に戻す時の注意点は?
卵を常温に戻してから調理に使うと、より美味しく仕上がるのでおすすめです。卵は常温保存できるものの、その取扱いには配慮が必要でもあるのです。ここでは、卵を常温に戻す際の注意点を説明しますので、ぜひ覚えておきましょう。