紅まどんなとは?一個の値段や旬の時期は?せとかと違いも比較し紹介!
紅まどんなはどんなみかんか知っていますか?今回は、紅まどんなの〈味・旬の時期・1個あたりの値段〉など特徴を〈せとか・媛まどんな〉と違いを比較しつつ紹介します。紅まどんなはどこで買えるのか、通販のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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「紅まどんな」とは?味わいや旬の時期は?
みかんの品種の一つに紅まどんなと呼ばれるものがありますが、どのようなみかんでしょうか。あまり見かけることはありませんが、ここでは紅まどんなの特徴などを説明します。
「紅まどんな」は愛媛発祥の高級みかん
紅まどんなは、愛媛県発祥のみかんの品種で、南香と天草を掛け合わせています。正式名称は「愛媛果試第28号」で、2005年に紅まどんなとして品種登録された、比較的新しい品種です。
高級みかんとして扱われ、愛媛県内のJAで一定の厳しい審査を満たしたものだけが、紅まどんなとして販売されます。現在は愛媛県内でしか生産されていないため、非常に希少なみかんと言えます。
(*みかんの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅まどんなの味わい・糖度は?美味しい?
紅まどんなは、糖度が12〜13度、クエン酸が1%と甘みの強いみかんです。味わいは水分が多くジューシーで、果肉の一粒一粒が一体化しているようなになめらかさがあり、とろけるような今までのみかんにない食感が特徴です。薄皮の部分も薄く、食べるときの邪魔にならず、木になるゼリーとも高級スイーツを食べているようであるとも言われます。
(*紅まどんなの味わいについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅まどんなの旬の時期はいつから・いつまで?
紅まどんなの旬は、12月上旬から中旬までのごく短い期間に限られます。最近は生産者も増えてきたため、出回る期間が1か月前後程度長くなっていますが、それでも他のみかんの品種に比べれば短いです。基本的に贈答用として作られているため、時期もお歳暮の季節にあわせて作られます。
「紅まどんな」とせとか・媛まどんなの違いは?
紅まどんなに似たみかんの品種の中にせとかや媛まどんながあります。二つとも紅まどんなに良く似ていますが、味や旬などの違いは何なのでしょうか。ここでは、それぞれの品種を紅まどんなと比較しながら説明します。
「紅まどんな」と「せとか」の違い
せとかはみかんの中でも2001年に品種登録された新しい品種ですが、愛媛県や全国で栽培されています。清見タンゴールとアンコールオレンジを掛け合わせたものにさらにマーコットオレンジを掛け合わせており、3つの品種の良い部分が集まった濃厚でコクのある味わいです。香りも強く、食べている間は独特の芳香も楽しめます。
紅まどんなは、甘みが強く酸味はそれほどありませんが、せとかは甘みが強いながらも優しい酸味も感じられるのが特徴です。
(*せとかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)