テキーラのアルコール度数は高い?ショット何杯で酔う?危険?

テキーラのアルコール度数はどれくらい高いか知っていますか?最高95度の種類があるのは本当でしょうか?今回は、テキーラのアルコール度数を〈ウォッカ・ウイスキー・ビール〉など他のお酒と比較して、飲み方「ショット」での1杯のアルコール量や何杯で酔うのかも紹介します。テキーラなどアルコール度数の高いお酒の飲み方や初心者におすすめな度数の低い銘柄も紹介するので参考にしてみてくださいね。

・【お酒、飲酒は20 歳を過ぎてから】
・【未成年者の飲酒は法律で禁じられています】

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. テキーラのアルコール度数は高い?最高95度の種類もある?
  2. テキーラはアルコール度数「35〜55度」のお酒
  3. 95度のテキーラは存在しない
  4. テキーラの度数をウォッカ・ビールなど他のお酒と比較すると?
  5. 高度数のテキーラショット1杯のアルコール量は?何杯で酔う?
  6. テキーラショット1杯(30ml)のアルコール量は「約10g」
  7. テキーラショット杯数別のアルコール量と酔い具合の目安
  8. テキーラなどアルコール度数の高いお酒を飲む際の注意点は?
  9. ①大量に一気飲みをしない
  10. ②チェイサー・水を忘れずに飲む
  11. ③空腹状態で飲まない
  12. ④自分の限界値を知っておく
  13. テキーラ初心者でも飲みやすい度数が低いおすすめ銘柄3選!
  14. ①タランチュラ アズール テキーラ(35度/1,953円)
  15. ②アライゴ レポサド テキーラ(35度/3,960円)
  16. ③ドンフリオ アネホ(38度/7,348円)
  17. テキーラを飲む際は度数・飲み方に注意!

テキーラのアルコール度数は高い?最高95度の種類もある?

テキーラはカクテルのベースに使われたり、ショットでそのまま飲まれたりするお酒です。テキーラとは、メキシコのテキーラという地域で作られている蒸留酒のみにつけることができる名称です。リュウゼツランという植物の、葉の根元にある大きな球茎を原料として作られます。ここからは、テキーラについてもう少し詳しく解説していきます。

テキーラはアルコール度数「35〜55度」のお酒

主なテキーラの種類とアルコール度数は、以下の通りです。

・カミノ・レアル ホワイト 35度
・ドン・フリオ アネホ 38度
・クエルボ・エスペシャル 40度
・エラドゥーラ プラタ 40度
・1800アネホ 40度


テキーラのアルコール度数は低いもので35度、最高でも55度と、認定機関によって決められています。アルコール度数が高いお酒であるというイメージがありますが、平均でもアルコール度数は40度となり、ウイスキーなど他の蒸留酒と同程度です。

95度のテキーラは存在しない

あるドラマで、登場人物が95度のテキーラをショットで注文するシーンが話題になりましたが、そのテキーラは実際には存在しない架空のお酒でした。

テキーラは、ある認められた地域で作られたもののみテキーラと呼ぶことができる原産地呼称が採用されているなど、法律で厳格に守られているお酒です。度数も35〜55度に規定されているので、もし95度のテキーラが存在してもそれは違法ということになります。

テキーラの度数をウォッカ・ビールなど他のお酒と比較すると?

お酒 アルコール度数
缶チューハイ 5%
ビール 5%
ワイン 14%
焼酎 25%
テキーラ 40%
ウイスキー 40%
ウォッカ 40%

テキーラは蒸留酒に分類されるため、お酒の中ではアルコール度数が比較的高いものに分類されます。原料となる穀物や果物をアルコール発酵させて作ったものを、醸造酒と呼びます。その醸造酒に熱を加えて、発生したアルコールの蒸気を冷やして液体にしたものが蒸留酒です。

ビールやワインは醸造酒、焼酎・テキーラ・ウイスキー・ウォッカは蒸留酒に分類されます。醸造種に比べると、蒸留酒であるテキーラはアルコール度数が高くなり、平均度数が40%にもなるのです。

高度数のテキーラショット1杯のアルコール量は?何杯で酔う?

テキーラの美味しさを最も味わえる飲み方が、少量だけのテキーラを一気に飲み干すショットです。お酒の中ではアルコール度数が高めであるテキーラですが、ここからはテキーラのショット1杯にはどれくらいのアルコールが含まれているかを解説します。

テキーラショット1杯(30ml)のアルコール量は「約10g」

テキーラショット1杯に相当する、他のお酒の種類と量は以下の通りです。

・ビール:小ジョッキ1杯(250ml)
・ワイン:グラス1杯弱(90ml)
・ウイスキー:シングル(30ml)


テキーラのショット1杯分、30mlに含まれているアルコール量は約10gです。ビールやワインなどの醸造酒に比べると、ジョッキやグラス1杯分のアルコール量が小さなショットグラス1杯に相当するので、やはりテキーラはアルコール度数が高いことがわかります。

テキーラショット杯数別のアルコール量と酔い具合の目安

酔い具合 ショット何杯(40度) アルコール量
そう快期 2杯 20g
ほろ酔い期 4杯 40g
酩酊初期 6杯 60g
酩酊期 12杯 120g
泥酔期 16杯 160g
昏睡期 20杯 200g

個人差はありますが、お酒の酔い具合には6段階あり、最初のそう快期は気分が陽気になり皮膚が赤くなってきます。次のほろ酔い期で体温や脈拍が上がり、ほろ酔い気分になります。気が大きくなって大声になったり、立つとふらついたりするのが酩酊初期です。酩酊期になると千鳥足になって吐き気をもよおし、泥酔期は立てなくなり、記憶が曖昧になってきます。

昏睡期には体を揺すっても動かなくなり、最悪の場合は死亡してしまいます。テキーラはアルコール度数が高いお酒なので、ショットで何杯も飲むのは危ない行為です。テキーラのショット20杯は昏睡期のアルコール量に匹敵するので、致死量とも言えます。

(*テキーラのショットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

テキーラのショットとは?意味や飲み方は?おすすめ銘柄も紹介!

関連する記事

テキーラのアクセスランキング

人気のある記事ランキング