マタドールとはどんなカクテル?レシピは?言葉の意味・由来や度数も紹介!
マタドールとはどんなカクテルか知っていますか?メキシコ発祥なのでしょうか?今回は、マタドールについて〈度数〉や〈カクテル言葉・意味・由来〉を〈ビルド・シェイク〉別のレシピ・作り方とともに紹介します。マタドール以外のテキーラを使ったカクテルも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
マタドールとはどんなお酒?カクテル言葉の意味や名前の由来は?
バーで白っぽい黄色のカクテルを飲んでいる人がいたら、マタドールを楽しんでいるかもしれません。ここではマタドールのカクテル言葉や、名前の由来について説明します。
マタドールとはテキーラベースで作るカクテル
マタドールはテキーラをベースにしたカクテルを指し、ほとんど熟成せずに作られたホワイトテキーラを使うのが一般的です。原料であるアガベ・アスール・テキラーナの香りが残り、カクテルに使うと材料のパイナップルジュースの色をキレイなまま残すことができるため、ホワイトテキーラが使われています。
マタドールの名前の意味や由来
マタドールの名前の由来は、スペインの闘牛士です。マタドールはメキシコで発祥したカクテルですが、スペイン領だった時期に闘牛士の活躍を目にする機会も多く、その名前が付けられたとの説が有力なようです。またテキーラベースのお酒なのでアルコール度数が高いことから、闘牛士を連想させると話す人もいます。
マタドールのカクテル言葉は「負けないで」
マタドールのカクテル言葉は「負けないで」で、似た意味をもつカクテルは以下の通りです。
・ジントニック/強い意志、いつも希望を捨てない貴方へ
・ジンバック/正しき心
・カイピロスカ/明日への期待
・ブラッディメアリー/断固として勝つ
マタドールのカクテル言葉は、牛に挑む闘牛士へのエールを連想させる言葉です。マタドールや似た言葉の意味をもつお酒を、苦境に陥った友人などにカクテル言葉の意味とともに贈ると喜ばれるので、覚えておきましょう。
(*カクテル言葉の意味について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
マタドールはどんな味?アルコール度数は高い?
メキシコが発祥でテキーラが使われているマタドールの味や、アルコール度数が気になる人もいるでしょう。淡い黄色の印象のまま、優しい味わいなのかが気になるところです。ここではマタドールはどのような味なのか、アルコール度数は高めなのかについて説明します。
マタドールの味わい・香り
メキシコ発祥のマタドールはすっきりとした甘酸っぱさのある、飲みやすいカクテルです。パイナップルとライムのフルーティーな香りも楽しめるので、テキーラ特有の風味が苦手な人におすすめのカクテルです。闘牛士を意味する言葉と裏腹な味わいなので、食前酒だけでなく食中や食後でも楽しめます。
マタドールのアルコール度数は13%程度
マタドールは飲みやすい味わいと裏腹に、アルコール度数は13%程度と高めです。アルコール度数が40%あるホワイトテキーラを材料に使っていることが理由で、口当たりがよいからと飲み過ぎる可能性があります。マタドールを飲む際には、同量の水を飲むように意識しましょう。
マタドールのカクテルレシピ・作り方【シェイク】
マタドールの一般的な作り方は、シェイクする方法です。自宅にシェイカーがあるのなら、一度作ってみるとよいでしょう。ここではマタドールの作り方の中でも、シェイクする方法を材料とともに説明します。
材料
・テキーラ (アガバレス) 30ml
・フレッシュライムジュース 10ml
・パイナップルジュース 40ml
作り方・手順
マタドールをシェイクして作る方法は、以下の通りです。
①シェイカーに氷を入れ軽くふる
②①に材料をすべて入れる
③蓋をしてシェイクする
④グラスに注ぎ、氷を移したらでき上がり
このレシピではシャイカーに入っていた氷をグラスに戻していますが、ロックグラスに氷を入れて注いでも問題ありません。アルコールが弱い人が自宅でマタドールを作る場合は、テキーラの量を減らしてその分パイナップルジュースとライムジュースの量を増やしましょう。
マタドールのカクテルレシピ・作り方【ビルド】
自宅にシェイカーがないからといって、マタドールが作れないわけではありません。材料を用意すれば、手早く自宅でマタドールが楽しめます。ここではマタドールの作り方の中でも、ビルドと呼ばれる方法を具体的に説明するので試してみてください。
材料
・テキーラ 30ml
・フレッシュライムジュース 15ml
・パイナップルジュース 45ml
作り方・手順
マタドールをビルドで作る方法は、以下の通りです。
①グラスに氷を入れる
②①に材料をすべて入れる
③軽くステアしたらでき上がり
シェイクしなくても、材料を氷を入れたグラスに注いで混ぜるだけでマタドールは作れます。ただし、シェイクしたものと比べると、飲んだ時に味にばらつきがあるように感じるかもしれません。量を増やしたい場合はテキーラとライムジュースとパイナップルジュースが1:2:3になるように調整すると、美味しく仕上がります。
マタドール以外のテキーラを使ったカクテルも知っておこう
マタドール以外にも、テキーラを使ったカクテルは数多くあります。マタドールをきっかけに、他のテキーラベースカクテルを楽しみたいと考える人もいるでしょう。ここではマタドール以外で飲みやすい、テキーラを使ったカクテルを紹介します。
①テキーラサンライズ
【材料】
・テキーラ:30ml
・フレッシュオレンジジュース:90〜120ml
・グレナデンシロップ:5〜10ml
・硬い氷:5〜10個
氷を入れたカクテルグラスに、テキーラにオレンジジュースやグレナデンシロップを注いで混ぜて作ります。マタドールと比較するとさっぱりした味わいで、女性に好まれるカクテルです。
②HOSHI
【材料】
・テキーラ:30ml
・ブルーキュラソー:15ml
・ライムジュース:15ml
ブルー・マルガリータとも呼ばれ、テキーラとブルーキュラソーとライムジュースをシェイクして作ります。ブルーキュラソーの柑橘系の風味が強く、マタドールより甘さは控えめで香りが楽しめるカクテルです。
③フローズンマルガリータ
【材料】
・テキーラ:お好みで
・100%のオレンジジュース:200ml
・レモン:1/4個
凍らせて粗く砕いたオレンジジュースとテキーラをミキサーで攪拌し、カクテルに仕上げます。飲む直前にレモン果汁を絞って入れるので、マタドールより酸味が強いものの飲みやすい味わいです。
カクテル「マタドール」を飲んでみよう
名前とは違い甘酸っぱく口当たりのよいマタドールは、テキーラが苦手な人でも飲みやすい美味しさです。カクテル言葉を思い浮かべながら、メキシコ発祥のカクテルであるマタドールを飲んでみましょう。