腐った卵はどうなる?見分け方は?生食・加熱別の賞味期限や日持ちする保存方法も紹介!
【半澤鶏卵監修】卵が腐るとどうなるか知っていますか?今回は、腐った卵の見分け方や、〈生卵・ゆで卵・半熟卵〉別に賞味期限の目安を紹介します。また、卵が腐りにくい保存方法や腐った卵を食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②冷蔵庫で保存する
卵の購入後は、常温で販売されていたものでも冷蔵庫で保存する様にしましょう。殻に付着しているサルモネア菌は室温が20℃~40℃の時に増殖しやすいので、常温で保存すると菌が増えてしまいます。
(卵の保存温度について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
半澤清彦
半澤鶏卵
卵の鮮度も保存条件によって左右されます。特に夏場は冷蔵庫で保存してください。夏場の常温保存は腐敗の原因になります。注意しましょう。
③尖った方を下向きにする
卵は、尖った方を下向きにして保存するようにしましょう。黄身は古くなると浮き上がる性質があるので、丸みを帯びた方を上にすることで、気室という空間が黄身を殻に触れて細菌が繁殖するのを防げます。
④冷凍で保存しない
卵を冷凍保存すると中身が膨張することにより殻が割れてしまうので、冷凍庫で保存しないようにしましょう。割れた殻から雑菌が繁殖しやすくなるだけではなく、黄身が固まってしまうので生では食べる事ができません。
(*卵を冷凍した場合について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
⑤殻は洗ったり拭いたりしない
殻には卵の中身を保護するクチクラ層があり、水で洗ったり布で拭くとこれが剥がれて菌が繁殖しやすくなります。特に水で洗うと殻にある小さい穴から水ともに雑菌も卵の中に入るので腐る原因にもなります。卵は洗ったりせず、そのまま保存するようにしましょう。
卵が腐る前に食べよう
卵は賞味期限が切れても、しっかりと火をを通せば最長2か月程は食べられる事がわかりました。食べらるか心配な卵を使う場合には、腐っていないかをしっかり確認してから使うようにしましょう。