腐った卵はどうなる?見分け方は?生食・加熱別の賞味期限や日持ちする保存方法も紹介!
【半澤鶏卵監修】卵が腐るとどうなるか知っていますか?今回は、腐った卵の見分け方や、〈生卵・ゆで卵・半熟卵〉別に賞味期限の目安を紹介します。また、卵が腐りにくい保存方法や腐った卵を食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*卵の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
②卵を加熱して食べる場合
卵に表示されている賞味期限は生で安全に食べられる期限なので、加熱する場合は約2ヶ月程食べる事ができます。調理する時は、サルモネア菌を死滅させる事がポイントになります。目玉焼きや卵焼きなど卵のみ調理する場合は70℃で1分以上、卵以外の食材と合わせて調理する時は75℃で1分以上加熱し、黄身にしっかりと火を通す様にしましょう。
③ゆで卵にした場合
ゆで卵にした場合の賞味期限は、固ゆでの殻を剥かない状態で冷蔵保存し2~3日程です。殻を剥いた場合や割れてしまった場合には菌が繁殖しやすくなるので、冷蔵庫に入れてもその日のうちか1日程になります。
卵は加熱すると白身にあるリゾチームという菌を殺す働きが分解され、殺菌作用が無くなり生で保存するよりも腐るのが早くなります。殻を剥いた時に白身が糸を引いて粘り気が出ていたら腐っている証なので、その場合は破棄しましょう。
(*ゆで卵の日持ちについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④半熟卵・温泉卵の場合
半熟卵や温泉卵の賞味期限は、市販品の場合は製造日から1~2週間程です。自家製のものは、賞味期限内の卵を使用して作り、ゆで卵同様に冷蔵庫に保存し2~3日程度を目安に食べるようにしましょう。
(*温泉卵の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
卵が腐りにくい保存方法は?
卵は、保存方法を間違えるとサルモネア菌が繁殖し、腐る原因となります。卵を腐りにくくする保存方法を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
①ドアポケットは使用しない
ドアポケットの卵専用の場所ではなく、冷蔵庫の棚の奥の方にパックのまま保存するようにしましょう。そうすることで、ドアの開け閉めの時の振動で殻が割れるのを防げますし、一定の温度で保存することが出来るのでサルモネア菌の繁殖を抑えてより日持ちさせることができます。
(*卵が割れたときの日持ちについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)